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ena個別羽村

桃の節句

コメント数:0   投稿日:2024/03/08 17:25:53 

こんにちは、ena個別羽村です。

 

 

 

既に過ぎてしまいましたが、今日のブログは3月の年中行事、

ひな祭りです。

現代におけるひな祭りには、女の子が健やかに育ち、

幸せであるようにとの願いを込めてひな人形を飾るのが風習となっています。

桃の花を供えてひなあられ、ひし餅などを並べるのが一般的で、

3月2~3日の間にお祝いの席や会食をもうけることもありますね

その由来は、平安時代中頃にもともと紙人形を作って海や川に人形を流し、

身のけがれをおはらいする行事からきているといわれています

和歌山県には、ひな人形の供養で有名な「淡嶋神社」があります。

淡嶋神社には、ご祭神として少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られており、

女性の病気回復や安産にご利益があるとされています。

この「すくなひこな」「ひこな」が転じて、

「ひな」の語源となったともいわれています。(諸説あります)

 

 

人形の起源は、中国にある「上巳節」という3月初旬の節句と、

難や厄を人の代わりに受けてくれる人形を川へ流す「流しびな」という行事に、

平安時代の宮中でおこなわれていた人形遊びの1つ「ひいな遊び」といった、

いくつかの行事が合わさって生まれたとされています。

平安以後、武家社会から江戸時代へと時代が移っていくと、

江戸幕府によって5つの節句が制定されます。

5月5日の「端午の節句」には男の子の成長を祝い、

3月3日の「桃の節句」には女の子の成長を祝うようになっていきます。

 

 

また、江戸時代になると職人の手により、人形作りの技術も発展していきます。

ひな祭りに使うひな人形も美しく精巧なものへと変わり、次第にひな人形は川へ流すものではなく、

家の中で大事に飾るものへと変わっていきました。

華なひな人形は、武士の家へ嫁ぐ際に嫁入り道具の1つとしても加えられるようになり、

高価なひな人形を持たせることのできる家は裕福さを証明できるとして、

男雛と女雛以外の人形や高いひな段なども加わり、

現代のひな人形に近い形が出来上がっていくこととなるのです。

 

 

 

 

「桃の節句」にあるように桃の花は日本でも古くから親しまれていますが、

元々は中国を原産とする植物です。

かつて中国では、桃の実には魔除けや邪気をはらう力があると信じられており、

現代でもお祝いの席には桃の形のお饅頭がよく出されます。

日本でも同様に桃は縁起の良いものとして考えられており、

百歳(ひゃくさい)を「ももとせ」とも呼ぶことから、

長生きを象徴する植物としてもとらえられていました。

ちょうど旧暦の3月初旬頃が桃の花の見ごろだったこともあり、

ひな祭りを「桃の節句」として、桃の花を飾るようになっています。

現代においても、桃の花はひな祭りの飾りにぴったりの愛らしい花だといえるでしょう。

 

 

昔の人々の気持ちや願いが感じられますね。
このようなことを知るとひな祭りもまた違った見方ができるようになるかもしれません。

 

 

 

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