ena個別田無
食塩水の濃度と比
コメント数:0 投稿日:2024/03/01 15:25:17
ena個別田無です。
私立中入学入試に良く出る問題の1つに、
食塩水の濃度の問題があります。
食塩水の濃度については以下の式で求めることができます。
では、実際の入試問題を見てみましょう。
H26年度の中央大学付属中学からの抜粋です。
9%の食塩水600gが入ったビーカーと、2%の食塩水400gが入ったビーカーがあります。
それぞれのビーカーから、同じ量の食塩水を同時に取りだし、逆のビーカーに加えて混ぜたところ、
2つのビーカーの食塩水の濃度は等しくなりました。
1つのビーカーから取り出した食塩水は何gですか。
(ピンクの文字が問題の条件ですよ。)
先ずは、2つのビーカーを混ぜ合わせると何%の食塩水になるか計算します。
(600×0.09+400×0.02)÷(600+400)×100=6.2%となります。
9%と6.2%の差は2.8%、6.2%と2%の差は4.2%です。
600gのうち、9%の食塩水:2%の食塩水=4.2:2.8=3:2で混ぜ合わせると
6.2%になります。
比を利用して
600×2÷(3+2)=240
つまり240g入れ替えがことになります。
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