ねりあめから考えてみよう―原因を意識することの重要さ―

コメント数：0   投稿日:2024/03/31 20:28:28 

こんにちは。ena個別昭島の横田です。

ena個別昭島では3月26日から春期講習会が始まりました。

この期間は午前から校舎が開校しています。

多くの生徒の皆さんが、朝早くから校舎に来て、

授業や自習に取り組んでいます。

 

さて、このブログをご覧の皆さんへ、ぜひ持っていてほしいものがあります。

それは身の回りのことに対する「なぜそうなるのか」という意識です。

 

例えば、このお菓子。ねりあめと言います。

甘いものが好きな私はときどき買って食べています。

元々は透明（黄緑色のあめを通して向こう側が見える）ですが、

割りばしに柔らかいあめを巻き付けて練っていくと、だんだんと白色に変化します。

ちょうどこの写真のように。

 

「ねりあめを割りばしに巻き付けて練ると、白色に変化する」

が観測結果ですが、これで終えてはもったいない。

なぜそうなるのか、もう一歩踏み込んで考えましょう。

ねりあめを練ったとき、ねりあめの上に巻き付けてきたあめが乗ります。

この時、ねりあめの中には空気が閉じ込められます。

どんどん練っていくと空気はあめの中で細かな泡になります。

この泡が外から見たとき、あめ自体を白く見せるのです。

「ねりあめを割りばしに巻き付けて練ると、

　空気が細かな泡になってねりあめに閉じ込められる。

　だからねりあめは白色に変化する」

が原因を含めた観測結果ですね。

 

ena個別昭島での指導では、この点を大事にします。

例えば、暗記科目と思われている社会。

「Aという人物が、Bという事件を起こした」以上終わり。はい覚えましょう。

ではなく、

「Aという人物は〇〇という当時の時代背景から、〇〇という考えを持った。

　そして社会変革を目指し、Bという事件を起こすに至った」

まで、なぜそうなる（そうなった）のか背景や原因に至るまでを説明します。

覚えることは一見増えますが、該当の時代への理解が深まれば、

時代に関連する別の人物Cや事件Dも繫げて覚えることができ、

容易に忘れることがなくなります。

ぜひena個別昭島の授業、体験してみてください。

 

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