ena個別田無

なぜ花粉症になるの?
コメント数:0 投稿日:2025/04/18 16:52:26
こんにちは。
ena個別田無です。
春になり、花粉症に苦しめられている方も多いと思います。なぜ我々は花粉症になるのでしょうか?
春はスギやヒノキ、シラカンバなど、様々な木の花粉が空気中にあります、また、秋もブタクサの花粉があります。実は花粉は真冬以外一年中空気中にあります。
どの植物で花粉症になるかは人それぞれです。
これらの花粉に対して免疫機能が過剰反応することによって体に都合が悪い結果を招いてしまいます。このことをアレルギーと言い、鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみなどを生むことになります。
免疫機能の過剰反応とはどういったことか、少しだけ説明してみます。
生き物は、体内に侵入した異物や病原体からから自分の体を守ろうとします。
そうしなければ、生き物はしょっちゅう病気になり、生きていくことができません。
これを免疫機能といいます。
花粉症は体に入ってくる花粉を「異物や病原体」として体が認識し、自分の体から排除しようとして起こります。
本来、花粉はそこまで有害ではないのですが、体が「有害なもの」だと認識してしまうのです。
これが免疫の過剰反応です。
ですから、花粉症になると、風邪を引いたときのように、鼻水が出たり、クシャミが出たり・・・様々な症状を引き起こすのです。
治療法には舌下療法や、花粉注射などがあります。前者は舌下に希釈したスギ花粉溶液を濃度を濃くしながら滴下することで免疫を獲得していく療法で、ここ十年ほどで一気にメジャーとなった治療法です。後者は花粉の抗原を体内に取り入れて花粉に対する反応を弱める治療法の事です。
また、鼻腔の粘膜を焼いてしまうといった治療法もあります。
この方法で受験期間を乗り切ったというお子さんもいますね。
花粉は一年中飛んでいます。
受験に差しさわりがありそうなお子さんには何らかの対策を今から考えておいた方が良いでしょう。
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