中学受験、高校受験、大学受験を目指すお子さまの為の進学塾ena

  • 資料請求
  • お問い合わせ 0120-06-1711 受付:日・祝日をのぞく10:00~18:00

ena個別秋川の校舎ブログ一覧

[ena個別つつじヶ丘] 11/22(土)オンライン保護者会のお知らせ

コメント数:0   投稿日:2025/11/14 15:01:12 

こんにちは。

いつも校舎ブログにお越しくださり、ありがとうございます。

 

ena個別から、

毎月恒例オンライン保護者会のお知らせです。

 

今月は11/22(土)13時から順次開始です!

 

各学年のスケジュール、詳細はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご参加はフォームへ11/21(金)まで受付中です。

 

みなさまのご参加お待ちしております♪

>>この記事へのコメントはこちらから

[ena個別秋川] 読書の秋

コメント数:0   投稿日:2025/10/31 14:52:39 

こんにちは。ena個別秋川 講師のNです。

やっと秋が来ましたね。

秋といえばやっぱり読書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんは勉強や部活、習い事など忙しいと思いますが、

一日の中でほんの10分か20分でいいので読書をする時間を作ってみませんか。

ジャンルは何でもかまいません。まずは読むことが楽しいと思うことが大切です。

私が何の本を読もうか迷ったとき、家族にお勧めを聞くようにしています。

すると、いくつか選んでどんな本なのか簡単に紹介してくれます。

身近な人が読んで面白かったのなら読んでみようと思うわけです。

そして読み終わった後は感想を伝えるようにしています。

そうすると、読書が孤独なものではなくなり、

コミュニケーションツールにもなります。

 

日ごろから読書をしていると、

自然と語彙力がつき、もちろん読解力もあがり

読むスピードも速くなります

一石二鳥どころか三鳥、四鳥にもなりますよ。

是非本を手に取ってみてください。


あきる野市の個別指導塾なら ena個別秋川

 

中学入試・高校入試・大学入試対策、

進路・受験相談、学校の授業フォロー、

定期テスト対策、英検などの各種検定対策まで、

お子様の目的や進度に合わせて指導いたします。

個別秋川では入塾生を募集中です。

校舎見学無料進学相談を随時行っております。

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

資料請求・お問い合わせこちらから。

 

>>この記事へのコメントはこちらから

[ena個別秋川] 心に残っている言葉

コメント数:0   投稿日:2025/10/31 14:50:10 

皆さん、こんにちは。ena個別秋川の橋本です。

 

皆さんは、今まで見てきた映画や舞台、小説の中で心に残っている言葉はありますか?

今日は、私が今まで私が触れてきた作品の中で、心に残っている楽曲と言葉を紹介したいと思います。

 

 

①「エリザベート」より「私だけに」

ハプスブルク家最後の皇后であるエリザベートことシシィは、馬で駆け回ることが大好きなお転婆な少女なのですが、フランツとの結婚後は宮廷での窮屈で不自由な生活に悩まされます。そんな中で歌うのがこの曲で、「自分の人生は自分のもので誰のものでもない」という強いメッセージが伝わってくる一曲です。実在したエリザベートの人生に沿ってフィクションを混ぜていくこの「エリザベート」という作品は、とても人気のミュージカルで、私のお気に入りの作品の一つです。実在した人物なので、シシィの人生について知ることができるだけでなく、オーストリアやハンガリーの歴史を学び直すこともできます。宝塚でも東宝でも人気の作品なので、気になった方はぜひ、調べてみてください。この楽曲以外にも素敵なものがたくさんあり、個人的には衣装も豪華でとても好きです。

 

②「Rent」より”No Day But Today”

この言葉はミュージカル「Rent」を取り巻く大きなテーマになっています。「今日という日は今日しかない」という意味で、作品の中ではアメリカが抱える様々な社会問題に向き合う若者たちがこのメッセージを伝えてくれます。この作品の制作者であるジョナサン・ラーソンが、オフ・ブロードウェイでのデビューの直前に35歳という若さで亡くなっていることを踏まえても、当たり前の言葉のように聞こえて、とても奥の深い言葉だと思います。この作品は生きることについて深く考えさせられるほか、90年代アメリカの社会問題についても深く考えさせられるものになっています。”Seasons of Love”が有名な楽曲だとは思いますが、ほかにも素敵な楽曲がたくさんあります。映画にもなっているので、気になった方はぜひ、調べてみてください。

 

③「マリー・キュリー」より「私が誰かではなく、私が何をしたのかを見てください」

この作品も「エリザベート」と同様に、キュリー夫人の人生に沿いながらフィクションを混ぜていくものです。作品のホームページを見たときに、この言葉がぱっと目に留まりました。男性科学者しかいない時代に、キュリー夫人が直面した様々な困難のうちの一つに「女性」という括りがあったことが容易に想像できます。自分の性別にかかわらず、自分のしたことを正しく評価してほしいという思いがこの言葉から読み取れます。エリザベートやRentと異なり、この作品はまだ見たことがないので他の情報がとても少ないですが・・・個人的なことにはなりますが、今月末からまた再演が始まるのでぜひ足を運びたいと思っています。

 

 

まだまだたくさんありますが、今回はこの三つを紹介させていただきました。

私は、自分が触れた作品が教えてくれたメッセージは、生きていく上での糧になるという風に思っています。

みなさんも、自分を後押ししてくれ、そして励ましてくれるような素敵な言葉を探してみてください。

 

感動する女性のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 


あきる野市の個別指導塾なら ena個別秋川

 

中学入試・高校入試・大学入試対策、

進路・受験相談、学校の授業フォロー、

定期テスト対策、英検などの各種検定対策まで、

お子様の目的や進度に合わせて指導いたします。

個別秋川では入塾生を募集中です。

校舎見学無料進学相談を随時行っております。

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

資料請求・お問い合わせこちらから。

 

>>この記事へのコメントはこちらから

[ena個別秋川] 絵画と考察

コメント数:0   投稿日:2025/10/23 15:04:37 

みなさん、こんにちは。ena個別秋川の橋本です。

 

みなさんにはお気に入りの絵画はありますか?

 

私はドイツの画家である、ヴィンターハルターが描いた、エリザベートの絵画がとてもお気に入りです。

斜め後ろ姿で優雅にこちらを振り向いているエリザベートですが、彼女の髪には星形の飾りがいくつも着けられ、金の刺繍付きドレスをまとっている彼女の姿は美しい以外の何物でもないと思います。美貌を武器に生きた彼女の生涯が伺えるような気もします。

以前、韓国版のミュージカル「エリザベート」を観る機会があったのですが、一幕最後の曲で、このドレスを身にまとったエリザベート役の女優さんと、舞台上に映し出されたこの絵が重なるシーンがあり、すごく感動した記憶があります。韓国版だけでなく東宝版でも宝塚版でも、ミュージカルをやるにあたりこの絵が重宝されているのを見ると、この絵がいかに彼女の人生を象徴するものなのかが分かるような気もします。

 

そんなこの絵ですが、以前エリザベートに関する本を読んでいたところ、次のような指摘を見つけました。

彼女の唇は笑っているが、目は笑っていない。また、彼女の背景に映っている空の色は彼女の表情と同じく、決して晴れやかではなく、スカートの裾に見える影は不穏な雰囲気さえ感じさせる。

私はこの本を読むまで、この絵を美しいものだとしか思っていなかったため、美しさの裏に隠れた影の部分に注目した見方に驚きました。確かにこれを踏まえたうえでもう一度絵に戻ると、宮廷での窮屈な暮らしに縛られ、子供の養育権まで奪われた彼女の孤独感を映し出しているようにも見えます。自分のやりたいことをして自分らしく生きたいエリザベートの願望と、一度ハプスブルク家に嫁いでしまった身である以上、それらしく振舞う義務というジレンマが、華やかなドレスとこの絵の暗い部分に映し出されているように思います。

 

この絵を前にした夫、フランツ・ヨーゼフは「妃の誠の姿をとらえた作品はこれが初めてだ」という言葉も残しているそうです。結婚してから、子供や姑をめぐる問題でなかなか夫婦仲がうまくいかなかったことを踏まえると、皮肉のようにも聞こえます。彼女の美貌がよく描かれた作品であり、一見華やかなように見えて、宮廷での窮屈な暮らしに縛られていて本当の自分の姿を発揮できていないことが夫目線でも感じられるようです。(実際、エリザベートの姑にあたる、フランツの母ゾフィーは、エリザベートが皇后らしく振舞えるよう厳しくしつけ、エリザベートからは子供の養育権まで奪いますが、フランツはこのことに無関心だったそうですが)

 

 

このように一目見て好きになった作品でもいろいろ勉強してみると、違った見方があることもあります。

絵画に限らず、本、映画、ドラマ、舞台等、その作品の背景となるような知識を知ることでまた違った楽しみ方ができるので、みなさんも是非試してみてください。

ヴィンターハルター オーストリア皇妃エリザベートの肖像画 ジークレーポスター四辺フチ無し-インテリアアートと印刷のサクシード21

>>この記事へのコメントはこちらから

[ena個別秋川] 「ミス・サイゴン」と帰還兵のPTSD

コメント数:0   投稿日:2025/10/03 15:10:49 

皆さんこんにちは。ena個別秋川の橋本です。

皆さんは、「ミス・サイゴン」というミュージカル作品をご存じでしょうか?レ・ミゼラブル、キャッツ、オペラ座の怪人と並んで世界四大ミュージカルとされる作品の一つで、私のお気に入りの作品の一つです。最近またこの作品に触れる機会があったため、今回は私がこの作品から感じたことを書こうと思います。

 

 

あらすじ

1970年代のベトナム戦争末期、戦災孤児だが清らかな心を持つ少女キムは陥落直前のサイゴン(現在のホー・チ・ミン市)でフランス系ベトナム人のエンジニアが経営する店で、アメリカ兵クリスと出会い、恋に落ちる。お互いに永遠の愛を誓いながらも、サイゴン陥落の混乱の中、アメリカ兵救出のヘリコプターの轟音は無情にも二人を引き裂いていく。
クリスはアメリカに帰国した後、エレンと結婚するが、キムを想い悪夢にうなされる日々が続いていた。一方、エンジニアと共に国境を越えてバンコクに逃れたキムはクリスとの間に生まれた息子タムを育てながら、いつの日かクリスが迎えに来てくれることを信じ、懸命に生きていた。
そんな中、戦友ジョンからタムの存在を知らされたクリスは、エレンと共にバンコクに向かう。クリスが迎えに来てくれた−−−心弾ませホテルに向かったキムだったが、そこでエレンと出会ってしまう。クリスに妻が存在することを知ったキムと、キムの突然の来訪に困惑するエレン、二人の心は千々に乱れる。したたかに“アメリカン・ドリーム”を追い求めるエンジニアに運命の糸を操られ、彼らの想いは複雑に交錯する。そしてキムは、愛するタムのために、ある決意を固めるのだった−−−。
これはホームページに書かれているあらすじなのですが、皆さんはこれを読んでどう感じたでしょうか?キムと恋に落ちながらアメリカに帰国後、エレンという別の女性と結婚しているクリスは人として最低なのでは?と感じた方もいると思います。しかし、ベトナム戦争に従軍したアメリカ兵の中にはクリスと同様に帰国後、様々な理由から深刻なPTSDを患った人が多くいるという歴史的背景を知ると、この物語の見方が全く変わってきます。
ベトナム戦争はアメリカが負けた戦争として知られています。アメリカ兵は国のために戦地に出向き、戦ったのにもかかわらず、彼らが帰国後にパレードで歓迎されるようなことはありませんでした。国内ではベトナム反戦運動があったこともあり、帰国後に空港で唾を吐きかけられたり、「ベイビーキラー」といった名称をつけられたりしました。家族からも冷たく扱われ、子供を含めた周囲の人からも心無い言葉を浴びさせられ続けたといいます。(実際、「ミス・サイゴン」でクリスが歌う曲の中に、「国のために戦ったが、帰国したら白い目で見られた」という歌詞があります。)
また、戦争の残虐性や戦地での仲間の死も帰還兵の心に傷を残したと言われています。ミライ虐殺事件に代表されるように、ベトナム戦争では「動くものはみな殺せ」というように年齢や性別関係なく、悲惨な殺し合いが起こっていました。その中で仲間の死を目の当たりにすることもあったといいます。帰還兵の中には、仲間が戦地で死んだのに自分だけ生き残っている罪悪感を持っていた人も多かったそうです。
このような理由から、帰国後、暴力的になったり、自暴自棄になったりした帰還兵も決して少なくありません。帰還兵の離婚率は90%以上、お酒や薬に依存した割合は38%、事故死または自殺で亡くなった帰還兵は一年間で14,000人という統計も出ています。
また、今ではPTSDという言葉は聞きなじみのあるものかもしれませんが、ベトナム帰還兵の症状にPTSDという診断名がつけられたのが最初であり、ここから徐々に浸透していったとされています。
これを踏まえたうえでもう一度「ミス・サイゴン」という作品に立ち返ってみると、クリスもまた戦争の被害者なのではないかと思えます。そんなクリスの帰国後、ボロボロになった心身を癒してくれたのはエレンだったのではないかと、私は思っています。(もちろんキムはこの間も、クリスとの間の子供を一人で育てながらクリスを待っているので、とても苦しいものではありますが…)
このように、歴史をまた違った視点から学ぶことでしか見えてこないことがたくさんあります。私も、ベトナム帰還兵がこんなにも苦しんでいたことを学ぶまで、クリスが100%悪いという目線で物語を見ていましたが、クリスもまた戦争が生んだ被害者であることに気が付いたことで、物語の見方が大きく変わりました。そして、今後は一目で決めつけるのではなく、その背景にある歴史的事実や今まで聞かれてこなかった声がないか調べてから自分の考えを持つことの大切さに気が付かせてくれた作品です。イギリスのウェストエンドの公演は映像化されているので、良かったら見てみてください。帰還兵のPTSDという視点だと、「7月4日に生まれて」という戦争映画がわかりやすいです。
オペラ《蝶々夫人》がもとになったミュージカル『ミス・サイゴン』とその音楽|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」

>>この記事へのコメントはこちらから