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[ena個別河辺] 「メディア・リテラシー」

コメント数:0   投稿日:2025/04/25 18:38:29 

こんにちは、ena個別河辺の西村です。

 

進学・進級でスマホを持ち始めた人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はSNSの使用に関連した【メディア・リテラシー】にスポットを当ててお話したいと思います。

 

「メディアリテラシー」とは?

◇「メディア」とは「テレビ・新聞・ラジオ・雑誌・インターネット」などを指します。

   「メディア(media)」は日本語で「媒体(ばいたい)」と訳しますが、

   「仲立ちをするもの・間に入るもの」という意味になります。

       つまり、「私たち」と「情報」の間で、両者の仲立ちをするものが「メディア」ということです。

 

◇「リテラシー」とは「読み書きする能力のこと」を指します。

   現代では「真偽を見極める力」として使われているようですね。

 

      つまり「メディアリテラシー」は「メディアの真偽を見極める力・使いこなす力」と定義できます。
      私たちが得ている情報は、すべてが正しいわけではありません。

   情報には、ウソや誇張・偏りなどの不正確なものも必ず混じっています。

 

     膨大な情報の真偽を選別し、適切に判断していく能力を「メディアリテラシー」と言うのです。

 

「メディアリテラシー」はどうすれば身につくか。

さて、この「メディアリテラシー」ですが、よく耳にするものの、

どうやってその力を身につけていくか。これが大事ですね。

 

メディアリテラシーを身につける方法は?

 一般的に言われるのは以下の内容です。

国語力(読解・表現)

ネットも現実も同じ世界だと認識する

情報の発信元を確認する

主観や思い込みだけで判断しない

 

1.国語力

そもそもメディアからの情報を正しく読み取る能力がないと、真偽以前の問題になりますね。

また、書くこと、表現も含まれます。この時代、私たちは文字だけでなく映像でも発信者になりえます。

相手に誤解されないように正しく表現することも基本です。

 

2.ネットも現実も同じ世界だと認識する

ネット上で誤った情報を拡散しがちな原因のひとつに、ネットが私たちの暮らしている世界とかけ離れたものと認識してしまいがちな点が挙げられるでしょう。

一見、匿名での書き込みがでも、実は完全に匿名というわけではありません。

全てのデータは記録されています。情報開示を請求すれば、誰がいつどのサイトでどのような発言

しているかも分かるのです。

SNSを使うときも、現実と同じという意識を持つことで、情報が正しいかどうかを念入りに確認する意識

も働くのでは無いでしょうか。

 

3.情報の発信元を確認する

情報の真偽を見極めるひとつの方法として、その発信元を確認することも大切ですね。

情報は誇張されやすいものです。どこまでが正確なのか、どこから発信されたものなのかを確認することで真偽の判断も大まかには可能です。

事実か個人の考えか

 ひところに流行った言葉で、「それってあなたの感想ですよね」というものがありましたが、「メディアリテラシー」を実践する上では大事な観点だと思います。その情報に「エビデンス(証拠)」はあるのか。ファクトチェックですね。

 

4.主観や思い込みだけで判断しない

 AC広告で「決めつけ刑事」なんてものもありましたが、人は自分に都合のよい論理を正論として掲げがちです。

客観性を忘れないようにし、思い込みだけに頼らない姿勢も大切ですね。

 

インターネットにある情報のメリットはとても大きいです。しかし、その使い方を誤ると自らも情報発信において“加害者”となることもあるという認識は忘れないようにしておきたいと思います。

 

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[ena個別河辺] 休校のお知らせです。

コメント数:0   投稿日:2025/04/25 18:26:57 

こんにちは、ena個別河辺の西村です。

 

来週からゴールデンウィーク期間に入りますが、

ena個別は、

4/29(火)~5/6(火)の8日間が休校となります。

くれぐれもお間違いの無いようにご注意下さい。

 

部活動や行楽もですが、GW特訓で大いに学びましょう!

 

 

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[ena個別河辺] 夏期保護者面談のお知らせです!

コメント数:0   投稿日:2025/04/19 16:32:37 

こんにちは、ena個別河辺の西村です。

 

新年度初の面談のお知らせです!

お子様の塾での様子や、学習状況

また今年度一年の計画を共有し、計画的な学習の実践のために

お時間をいただければと思います。

 

くわしくは案内プリントを配布(メール配信)しておりますのでご確認いただいた上で

お願い致します。

 

 

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[ena個別河辺] GW特訓のお知らせです!

コメント数:0   投稿日:2025/04/19 16:32:22 

こんにちは、ena個別河辺の西村です。

 

4月も中旬が終わろうとする今日この頃、

となると皆さんの意識はゴールデンウィークへと(^^)/

 

4/29(火)~5/6(金)は河辺校は休校となります!

今年は4/28日㈪と4/30㈬~5/2㈮は平日で、

学校は通常通りになりますが、ena個別休校となります。

くれぐれもお間違えの無いようにお願いいたします。

 

休校日も学習の手を止めない!GW特訓です!

休校期間も皆さんの学習を止めないためにも、

GW特訓が開講します!

4/29㈫と5/3㈯~6㈫までの5日間

最寄りの校舎は羽村校と立川校になります。

 

まだまだお申し込みを受付けておりますが定員がございますのでお早めに

1日からでもお申し込みが可能なので、

まずは個別河辺校までお問い合わせください。

 

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[ena個別河辺] さくら雑考

コメント数:0   投稿日:2025/04/11 21:10:11 

こんにちは、ena個別河辺の西村です。

 

今週は入学式や始業式も行われ、まさに春爛漫といった季節になりました。

そこで今回は【さくら】にスポットを当ててお話したいと思います。

 

「さくら」

 春の「桜」(と秋の「菊」)は日本の国花とも言われています。

(※法律で指定されているわけではありませんが、広く日本国民に愛されている花ということでしょう)

 

 「さくら」の語源

「さくら」の名前の由来とされる説は次の二つが有力です。

◆【木花咲耶姫(このはなさくやひめ)

→日本神話では、桜の花のように美しい絶世の美女、火の中で出産したことから安産の神、火の神とされます。

この神様の「咲耶(さくや)」が転じて「さくら」になった説です。

 

◆【田の神である「サ」と、神の御座である「クラ」が結びついた

→古語で『さ』は耕作を意味し、『さ』は山の神であり、春になると里に降りてきて田の神・稲霊となる。

つまり、桜とは、『さ』の神が降りる坐=鞍(くら)の意から『さ・くら』となったというものです。

稲の苗が早苗=さ・なえなのも、苗を植える女性が早乙女=さ・おとめなのも、田の神・稲霊=『サ神』から来ている。

旧暦五月の頃は稲作にいそしむ月であるから『サ月』と名づけられたというものです。

 

「さくら」が愛される理由は?

その花の美しさが理由と言えばそうですが、散見されるものは大方次にあげるものが主流のようです。

桜が春の到来を象徴する花であること。

長く厳しい「冬」が終わり、稲作の季節を教えてくれる花であったこと。

米を主食とする日本人にとって、田植えが始まる時期を知ることはとても重要であったことは想像に難くありませんね。

そんな“稲作の一年”を知らせてくれる「さくら」は馴染み深い花であったこと。

「儚く美しい花」であること。

桜は満開になったあと、長くても2週間程度で桜は散ってしまいます。

日本人の持つ「生命の儚さ」という美学から言うと、満開の桜の美しさが短期間で散って終わる「儚い花」であること。

こちらは多分に感情的なものですが、桜が好きな理由のひとつとして挙げられるでしょう。

 

「さくら」にまつわる言葉

 私たち日本人にとって「さくら」は春を知らせてくれ、更にその咲き方にもいろんな想いを馳せていることが分かるのではないでしょうか。

そこで「さくら」にまつわる言葉をいくつか。

 

桜嵐(おうらん):強い風に乗って、一斉に桜の花が舞う様子

桜霧(さくらぎり):桜が咲く時期に立ち込める霧が、幻想的な雰囲気を生むこと

桜曇り:桜が咲く時期の、ほのかな暖かさを感じるくもり

花霞(はながすみ):満開の桜の花が、遠目には霞がかかったように白く見えること

桜雨(さくらあめ):桜が咲く頃に降る雨のこと

花筏 (はないかだ):桜の花びらが水面に散って流れていく様を、筏に見立てた。

花明り(はなあかり):咲き誇る桜のまわりは暗闇でも明るく感じられる様子。

 

「さくら」と言えば

私たちが「さくら」と言えば「ソメイヨシノ」を思い浮かべることが多いかと思いますが、

この品種は、江戸時代末期に江戸の染井村(現・東京都豊島区)の植木屋が「吉野桜」として売り出したと伝えられています。

1900年に「染井吉野」と名付けられました。オオシマザクラとエドヒガンの雑種と推定され、その起源については複数の説があり、明らかになっていません。

また接ぎ木によって増やされたものであり、日本各地にあるソメイヨシノはすべて、まったく同じ遺伝子を持つクローンなのですね。

 

     

 

        世の中に 絶えて桜のなかりせば

                春の心は のどけからまし  

在原業平(古今和歌集・伊勢物語)

 

         現代語訳:この世の中に、全く桜というものがなかったなら、

              春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょう。

 

 

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