中学受験、高校受験、大学受験を目指すお子さまの為の進学塾ena

  • イベント申し込み
  • 資料請求
  • お問い合わせ 0120-06-1711 受付:日・祝日をのぞく10:00~18:00

2020年度 都立高校入試概況(倍率・入試問題)

ena小学部

※以下は2020年度ena都立高ハンドブックに基づく情報です。2021年度版都立高ハンドブックが刊行されましたら、情報の更新を行います。

gaikyo_01

2020年度都立全日制一般入試は、全体で受験者数40,029人に対し、合格者数は29,857人、実質倍率は1.34倍で前年度(1.35倍)とほぼ同じでした。男女別募集の普通科男子は1.38倍(前年度1.41倍)、女子1.43倍(同1.41倍)、単位制普通科は1.26倍(前年度1.31倍)になっています。
一方で、進学指導重点校・進学指導特別推進校・進学指導推進校の倍率は多くの学校で1.6倍を超え、中堅以上の学校では依然、厳しい入試になっています。私立高校無償化や、私立大学の定員厳格化の影響を受け、進学先に都立高だけでなく私立高も検討し、私立高のチャレンジ受験も増えてきています。また、都立高校入試では、各高校の年度毎の募集数変動が大きい場合もあり、全体情勢はもちろん、志望校については各高校の受験情報をよく把握しておくことが大切です。

■過去3年間 一般入試実質倍率

過去3年間 一般入試実質倍率■過去5年間 都立高校一般入試不合格者の推移

過去5年間 都立高校一般入試不合格者の推移

入試制度の概要

入試教科は原則、全校にて5教科(国語、数学、英語、社会、理科)と定め、学力検査の得点と調査書の割合は7:3に統一されています。また、実技4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)の調査書換算方法は、2016年度から「実技の評定の合計×2」に変更になりました。

学力検査と調査書比率、学力検査の教科数

gaikyo_02

調査書換算方法

学力検査と調査書の比率が 7 : 3 、総合成績を1000点(調査書の満点は300点)とした場合
gaikyo_03

都立高校入試問題の傾向

共通問題校

2019年度は全体として難化傾向でしたが、2020年度は2019年度から若干の緩和がされました。しかし、難易度が際立って下がったということは無く、全体的に解きやすい問題ではあるものの、70点以上の高得点を取るためには教科毎の対策が必要です。大学入試制度改革を背景に、記述力・思考力型問題への移行期に入っていることの影響が大きく、科目に関わらず、情報処理および情報統合力・多重作業力が求められる問題が年々増加しています。理科の条件設定を把握した上で実験の考察を記述する問題や、社会ではここ数年記述問題が2問出題されるなど、上記傾向が踏襲される形式になっています。5科目それぞれの新傾向の問題に対応するためにも、中学校全範囲の学習内容の定着はもちろん、速習と早期からの入試用対策が必要です。

過去5年間 都立共通問題の平均点(2015年~2019年)

過去5年間 都立共通問題の平均点(2014年~2018年)

自校作成問題校

自校作成化3年目となり自校色の強化に伴った難化現象から、昨年度数学の平均点が39.1点だった西高校は若干点数が取りやすい問題に調整が入りました。また、昨年度青山高校で始まった内容真偽の組み合わせを選ぶ問題が西高校の英語で導入されました。
日比谷高校・国立高校は学校横断的な大問毎の対策をしっかり行っていないと点数が取りにくい問題と感じる生徒も少なくなかったでしょう。私立高校の入試問題や他の都立自校作成校の入試問題を解き、様々なパターンへの対策を強化することはもちろん、グループ作成化以前の各都立自校作成校の入試問題の出題形式のパターン学習も行っておく必要があります。
また、基礎点を確保するために、正確な計算処理能力の定着、英語・国語の語彙力など基礎基本の徹底が必要不可欠で、その上で、数学の作図・証明や国語の作文など、記述問題への対策を確実に行っておくことが他の受験生との点差をつけるためには大切です。
共通問題以上に、入試対策をどれだけ反復して受験に臨めるかが合否を分けるポイントになります。

自校作成問題の特徴

2020年度西高校英語の内容真偽の組み合わせを選ぶ問題