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公立中高一貫校の入学者選抜の流れ

ena小学部

1.出願

①入学願書

受検生本人または保護者が記入することになっています。一般的には保護者の方が書きます。

②報告書

小学校の先生に作成していただきます。小5・小6(九段中等は小4も含む)の2年間について、各教科の学習の記録、特別活動の記録、行動の記録、出欠の記録等が記載されます。扱いは都道府県によって異なりますが、学習の記録を、それぞれの科目について3段階(東京都の場合1・2・3)で記入し、点数化する場合がほとんどです。

※入学考査料については、事前に金融機関で支払いの上、領収書を学校に提出する場合が多いので注意してください。

報告書について

小5・小6の2年間の記録が記載されます。
(※千代田区立九段中等は小4~小6)

書式は各都道府県で異なりますが、指導要録の記載方法に従って記載されることは決まっています。

観点別評価(A~C)と、評定(1~3)がありますが、ほとんどの都道府県で利用されているのは、3段階の評定の方(1~3)です。学校によって、各評定に配点が定められていて、それに基づいて合計点を出し、学校ごとに決まっている割合で換算の上、適性検査の点数に加算して合否が判定されます。全体的には、報告書の割合は2割~3割程度になっています。

その他「総合的な学習の時間の記録」や「特別活動の記録」、「行動の記録」、「総合所見」については、点数化されることはありませんし、原則合否に影響はありません(ボーダーライン付近の場合、選考に使われる可能性があります)。「出欠の記録」の欄があるので、欠席が多い(年間で15日以上が目安)場合は、理由書の提出を求められる場合もあります。

2.適性検査

受験勉強が過熱するなどの理由で、入学試験は行ってはならないことになっています。適性検査という呼び名にもそれは表れています。

身の回りの事象や社会問題等を題材にして、自分で考えて、文章・図等で表現する問題が中心で、総合的な学カ・問謹解決能力を試すことに主眼が置かれています。単に知識を詰め込んでいれば高得点が目指せるような問題ではなく、適性検査I・適性検査1Iというように、タイプの違う検査が2-3種類出題されます。2015年度入試からは都立中10校で問題の一部共通化がなされ、それまでのような各校がすべて完全独自の出題をすることはなくなりましたが、区立九段中等のみ、すべての問題を独自作成にて出題しています。一部の試験を除き、小学校の授業時間である45分で実施されるのも適性検査の特徴です。

適性検査I

2015年度入試から、作文は適性検査Iとして都立中10校で統ーされました。2014年までは10校すべてで独自作成問題が出題されていましたが、共通化により、2015年以降は白鵬中・両国中・桜修館中・立川国際中・三鷹中・南多摩中の6校が独自作成問題となり、その他は共同作成問題が出顆されています。

読解問題と作文問題という構成が主流で、言葉や言語の役割、文化とコミュニケーションに関する文章が多く出題されています。自分の意見を「体験に基づいて表現する」点が都立中の作文の特徴ともいえます。都立中では、こうした要素を踏まえて「適性検査I(作文)」が出題されています。

〇作文の出題

一部の例外を除き、各校適性検査Iの最後の問題として作文問題を出題しています。内容は、課題文を読んで答える場合がほとんどです。私立中のように、 指示語の内容や語句の意味等を聞かれることはほぼありません。文章の内容を参考にして自分の意見や考えをまとめる形が多くなっています。桜修館中のみ、自由作文の形式で、細かい小問がありません。

採点基準

まず、原稿用紙の使い方等、形式をきちんと守って書くことが重要です。段落が変わったら最初の一マスを空ける、行の一番上に句読点をつけない、会話や文章からの引用には「」をつける等々、ルールをきちんと理解してから書くようにしましょう。誤字・脱字についても減点されていることは間違いありません。また、普通漢字で書くべき言葉もひらがなばかりにすると、やはり減点対象になります。日頃から漢字の書き取りについても徹底的に意識した練習が必要です。

適性検査Ⅱ

算数分野、社会科分野、理科分野からの出題です。各校共同作成問題を使用しますが、桜修館中・三鷹中は大問1(算数)、小石川中・武蔵中は大問2(社会)を独自問題として出題しています。問題の一部共通化から4年が経過し、今後各校の要項変更にも注意が必要です。

適性検査Ⅲ

理数系に特化した総合問題です。空間把握の力をみる問題を出題する学校が多いのが近年の傾向です。都立中10校の中では白鵬中、小石川中、両国中、武蔵中、大泉中、富士中の6校が適性検査皿を出題していますが、今後導入する学校が増える可能性があります。なお、小石川中、武蔵中、大泉中の検査時間が45分、白鼠中、両国中、富士中が30分で実施されます。

遍性検董Ⅱ•Ⅲで出題される問題分類

〇算数型

試行の中で規則性を自分で見つけるもの、最適なものを探し出すもの、空間把握の力が試されるものなど、パターンの暗記では対応できないものが多くなっています。

〇理科型

実験・観察・調査の方法に関する問題、仮説の検証や実験結果に対する考察など、身の回りの現象を科学的な視点からとらえられるかどうかを問う問題がほとんどです。

〇社会型

資料の読み取り問題が圧倒的に多くなっています。特に、人口動向や、世界の国々との比較•関係性などの資料の読み取り問題が多く、題材は現在社会問題として取り上げられているものから歴史、産業など、多岐にわたります。割合の計算やグラフの作成などの数理処理も含まれます。

2018年度共同作成問題の内容

2018年度共同作成問題の内容

3.合格発表

報告書と適性検査の結果を総合的に判定して、合格者(入学予定者)を決定します。合格発表は、校内掲示・ホームページ等で行われ、期限までに手続きをしないと、入学の権利を失います(定員に満たない場合は、予め通知されている補欠候補者から順次繰り上げ合格が発表されます)

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