寂しい1日でした。昨日まで多くの受験生で校舎が溢れていたのが嘘のように、静かな時間が過ぎていきました。それこそ、年が明けてからは1日も休みもなく、受験生たちが必死に取り組んでいました。その生徒たちが今日は誰もいない… 毎年、一種の虚脱感を覚える日です。(そんな中でも、すでに次年度に向けた闘いは始まっているわけで、本日も新しい受験生たちとのバトルもありました。)
昨日は生徒たちが帰ってきてから答案の再現をさせて、それを教師が採点し、点数を集計しました。自分の校舎はもちろん、全校の生徒の点数が私の手元に集まりました。夜10時の段階では、ほぼ学校別のボーダー予測まで出すことができました。都立自校作成校については受験者が多いこともあり、かなり信憑性が高いデータだと思います。(無用の動揺を与えたくないため、ここではボーダー等については触れません。)
特に数学で、入試問題の傾向が変わってきています。ひと言で言うと、やや難化して私立型に近づいたということです。問題文が短くなって、パターン化できる問題が増えているように思います。指導要領の削除単元からの出題も目立ちます。解の公式(またはたすきがけの因数分解)が必要な2次方程式や、記数法(5進法)を知っていると圧倒的に有利な問題がその代表的な例です。理科では、やはり削除単元からの出題が3題ありました。(イオンの化学電池・月の満ち欠け等、予測の範囲内で、易しい問題でしたが…) 手前味噌ですが、いずれもenaの生徒たちには有利な要素でした。
国語や英語も、難しい問題が多いです。長文も長いですし、相変わらず記述で差がつくことは間違いありません。書けない生徒は苦しいです。あれだけ読み・書く分量が多いと、スピードがない生徒も苦しいですね。
結論としては、私立の早慶高レベルの対策をした方が有利だということと(実際早慶や桐朋のレベルに合格を持った上で、都立を受けに来ている生徒が年々増えてきています)、学校ごとに的を絞った対策(特に記述)に時間をかける必要があるということです。
生徒たちは、頑張りました。「これなら間違いなく合格!」という点数を取っている生徒が多いのですが、ボーダー付近の点数を取っている生徒も少なくありません。
合格発表まであと5日… とても長く感じます。