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[ena高校部 国立] チューターが語る、模試の復習法&活用法①(高3生へ)

コメント数:0   投稿日:2025/05/26 13:06:04 

こんにちは、校長の福嶋です。

enaでは週末に、高3生の記述模試が、そして高2・高1生の今年度最初の模試が行われました。

そこで今日は、みなさんの先輩である、ena高校部のチューター

「模試の復習法」「模試の活用法」について聞いてみました。

第1弾は、高3生に向けてのアドバイスです。

 

片山チューター(東京科学大学 理学院)

模試で高得点を取ることを目標にして、模試を軸として勉強の計画を立てていました。

数学は満点を取りにいくのではなく、安定して高得点を取れるよう意識していました。

具体的には、分からない問題に時間を使うのではなく、わかる問題を確実に正解するようにしていました。

また、計算ミスも実力です。

なぜ計算を間違えたか、普段の勉強で何に気をつけるかを振り返ることも大切です。

理科は、enaの授業で習った範囲を確実に解けるようにしていました。

復習に関しては、問題を忘れてしまうので、必ずその日にやるようにしていました。

自己採点の点数が低く、やる気が出ない時もありましたが、合格には必要不可欠なので、歯を食いしばりながら復習をした記憶があります笑

 

小島チューター(東京大学 文科二類)

得意科目である英語と国語は、苦手科目である数学をカバーするために安定して高得点が取れるようにして臨んでいました。

英語の長文問題は、解答に使った根拠を明確にすることを心がけていました。

国語に関しては、現代文の選択肢問題が苦手だったので、復習の際には自分がひっかかりやすい選択肢の特徴をつかむことを意識していました。

歴史は授業で習った範囲をenaのテキストと問題集で完璧にしてから模試に臨み、模試の後は教材に自分が覚え間違えていた箇所を記録していました。

地理は基本的なことが問われたら確実に答えられるように、初めは系統地理を重点的に勉強していました。

復習の際には問題に出てきた地名やその地名に付随する情報を地図帳に書き込むようにしていました。

解けなかった問題はすぐに(できるだけその日に)解けるようにすることが大切だと思います。

復習してみて困る問題は遠慮なく質問しに来てください!

 

 

 

2人に共通するのは、普段の学習のチェックポイントとして、模試をどのように活用しようかを意識していたところ、

模試が終わった後にすぐに分析をして、復習をして「できる」ようにしていたこと、が挙げられます。

模試を受けて、普段の学習を見直して、すぐに行動変化を起こす。

そんな風にして、自分なりの学習サイクルを確立していきましょう。

それを共有しながら1学期の後半も進んでいきます!

 

 

<お知らせ>

「体験授業週間」6月5日~18日

詳細はこの後のブログでお伝えします。

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[ena高校部 国立] 現代文得点力アップのための「設問読解力養成講座」第3回

コメント数:0   投稿日:2025/05/22 17:06:53 

現代文担当の大島です。

今回の問題は2025年度共通テスト第1問です。

早速始めます。

 

問2 傍線部A「観光地住民の『戦略』は常に綱渡りである」とあるが、それはどういうことか。その説明として最も適当なものを、次の①〜④のうちから一つ選べ。

 

傍線部を見たときに考えることは以下の3点。

①不足情報

②得られる情報

③A=Bの成り立つ理由

 

これだけでピンとこなかった人は、

を復習してください。

 

今回の傍線部は「観光地住民の『戦略』は常に綱渡りである」です。

①から③の視点で考えてみましょう。

 

①不足情報について

・「観光地住民の『戦略』」の内容とは?

・「綱渡り」とは?

②得られる情報について

・「観光地」の「住民」がいれば、「観光地」に来る「観光客」もいる。

A=Bの成り立つ理由

・「観光地住民の『戦略」」=「常に綱渡り」というイコールが成り立つ理由を考える

 

③を深掘りします。

A観光地住民の「戦略」

B常に綱渡り

 

A=Bの成り立つ理由を考える場合は、把握しやすい方から考えるのが基本です。

今回の問題は「戦略」から考えます。

というのは本文の6行前に同じことが書かれているからです。

引用します。

 

「観光者が期待する(押しつける)イメージに適合的な役割を観光地住民が再演することは、観光という荒波から自らの生活文化を守るためのホスト側の『戦略』でもある」

 

この文から「観光地住民の『戦略』」がわかりました。

すなわち、「観光者が期待するイメージに適合的な役割を」「再演すること」です。

さらに、この「戦略」は「観光という荒波から自らの生活文化を守る」という目的のために行うものだということもわかりました。

 

最初のA=Bの図式に肉付けします。

 

A観光地住民の「戦略」

・観光者が期待するイメージに適合的な役割を再演すること

・観光という荒波から自らの生活文化を守るためのもの

B常に綱渡り

 

あとは、なぜAの内容が「常に綱渡り」になるのかを調べていきます。

まずは、「綱渡り」という言葉の意味です。

 

「綱渡り」をうまくやるのは大変ですよね。

ですから、以下の意味が考えられます。

・危険を犯して物事をすることのたとえ

・順調に進んでいく見通しが立たないようなことをすることのたとえ

 

観光という荒波から自らの生活文化を守るために、観光者が期待するイメージに適合的な役割を再演することに伴う危険ってなんだろう?

こんな問いを念頭に置いた上で、本文を読み進めます。

すると、以下の文が続きます。

 

「アメリカの社会学者ディーン・マキャーネルが『ザ・ツーリスト』で指摘したように、観光者は『演出』に飽き足らずその『舞台裏』を見たがるのだから」

 

ここまでで把握できた内容は以下の通りです。

 

観光という荒波から自らの生活文化を守るために、

観光者が期待するイメージに適合的な役割を再演する観光地住民の「戦略」が

常に綱渡りとなるのは、

観光者が「演出」に飽き足らずその「舞台裏」を見たがるからである。

 

では、なぜ観光者が観光地の「舞台裏」を見たがるのが「常に綱渡り」となるのか?

先ほどの文は以下のように続きます。

 

「ありのままを見せる生活観光は、出口の見えない隘路でもあるだろう。そこでは観光のまなざしが全域化していく」

 

観光者が「演出」に飽き足らずその「舞台裏」を見たがるということは、演出が行われていない場所、すなわち「ありのまま」の「生活」を見せることになります。

そしてそれは「全域化していく」ことになるのです。

 

では、A=Bの図式に肉付けします。

 

A観光地住民の「戦略」

・観光者が期待するイメージに適合的な役割を再演すること

・観光という荒波から自らの生活文化を守るためのもの

B常に綱渡り

・観光者は「演出」に飽き足らず「舞台裏」(=「演出」していない、ありのままの生活)を見たがる

・それは全域化していくことになる(観光者に自分たちの生活をどこまでも見せなければならなくなる危険性がある)

 

これで終わりです。

 

最後に、この設問の選択肢を載せておきますね。

是非解いてみてください。

 

選択肢問題を解く場合も、今回のようにまず傍線部で不足情報・得られる情報・A=Bの成り立つ理由などを意識した上で、本文に根拠を取るようにしてください。

その上で、選択肢を選ぶと正答率は上がりますよ。

頑張りましょう!

 

①観光者の持つイメージを受け入れることで自らの文化を維持しようとする観光地住民の「戦略」は、観光者のまなざしが観光者の所属する社会の制度に規定されているために、他者の文化の需要を強いられかねないということ。

 

②何をどこまで見たり見なかったりするかという観光者の選別に対応していく観光地住民の「戦略」は、観光者の恣意によって観光の対象が変わるために、そのまなざしにもてあそばれる事態を招きかねないということ。

 

③ありのままの現実を見たがる観光者に寄り添おうとする観光地住民の「戦略」は、おぞましい部分を好んで観光の対象とする観光者のまなざしのために、観光地住民が自らの手でその生活をゆがめてしまいかねないということ。

 

④自らの生活文化を守るために観光者の期待に応えて演技をする観光地住民の「戦略」は、演出の裏側をも見ようとする観光者の欲望のために、観光者が期待するものを際限なく生活のなかで見せていくことになりかねないということ。

 


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[ena高校部 国立] 高1数学 定期テスト予想問題&解説(数学科 木本担当)

コメント数:0   投稿日:2025/05/21 16:29:04 

こんにちは、高1数学Aを担当している木本です。

数学予想問題の3日目になります。

本日は、因数分解場合の数頻出問題を紹介します。

 

まず、因数分解から

 

a, b, c の3種類の文字を含んだ因数分解の応用問題です。

まず、注目するのは、a, b, c の文字を入れ替えても形が変わらない

キレイな形をしています。よって答えもキレイな形になっている

ことが予測できます。

解き方は、因数分解の基本、

①1つの文字について整理する。

②各項を因数分解する。

を守っていけば難しくありません。解答は

になります。(b-c) の共通因数分解に気付ければ

あとは流れで解けるようになっています。

 

つづいて、場合の数の問題です。

 

どの問題集にも載っている問題ですが、考え方を間違うと

ドツボにはまる問題です。

とくに、(2) を余事象の考え方で解こうとした人は注意してください。

ポイントは、(2)で女子を並べてからその間に男子を入れていくところです。

解説は以下の通りです。

どちらの問題も一度は解いたことがあると思います。

しかし、「解いたことがある」「解ける」は別物です。

この問題も「解ける」状態にしてテストに臨みましょう!


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[ena高校部 国立] 高1数学 定期テスト予想問題&解説(数学科 岩崎担当)

コメント数:0   投稿日:2025/05/20 20:33:45 

こんにちは、高1数学Sクラスを担当している岩崎です。

 

数学科講師対抗高1数学定期テスト予想の第2弾!

高校生になって初めての定期テスト、満点を取りに行くために

大事な問題を振り返りましょう!

 

 

 

解答・解説はこちら

自分で解いてから、解けた人も解けなかった人も見てください!

 

1⃣ は因数分解の問題ですね。因数分解は色々なものに結びつく基本の式変形なのでテストに出やすいです。

文字が多いときにどう因数分解するのか、しっかり確認しましょう。

2⃣ は不等式の問題。等号を含むか含まないかを間違えてしまうことが多いので、テストに出やすいです。

それぞれ具体的に出して確認しましょう。

3⃣ は最短経路の問題。代表的な問題ですね。場合の数に集合の考え方が必要になるのでテストに出やすいです。

問題パターンを整理して入れておきましょう。

 


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[ena高校部 国立] 高1数学 定期テスト予想問題&解説(数学科 西山担当)

コメント数:0   投稿日:2025/05/20 00:26:36 

高校1年生の皆様、こんにちは。

高1数学SSクラスを担当している西山です。

 

テスト前の自習室の様子です。高1~高3まで多くの生徒が利用しています。

(使い古したボロボロの青チャが写ってる…笑)

 

 

 

さて今日から第一回定期テストがはじまりました。

満点をとりにいくために、直前にやっておくといい問題をピックアップしてみました。

(私が目指すのは満点です)

enaにお通いでない生徒のみなさんもぜひ取り組んでみてください。

 

数Ⅰ

 

 

数A

 

 

 

 

 

 

 


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