こんにちは。ena立川南口の横山です。

４年前に立川南口に赴任して４年目の春を迎えました。

初めて指導した年は，まさにコロナ禍の真っただ中で最初は授業もままならず，

ようやく対面で授業が始まったのは春期講習，そして本格的に本科授業が始まったのは５月からでした。

その年の小６生は今年高校生になります。

都立中に進学したみなさんはもちろん後期課程に入るわけですが，

この年の受検で涙を飲んだ子たちはこの春から高校生になります。

 

そして，そんな彼らが今年，新中１として公立中学校に通うみなさんのための親子ガイダンスに登壇してくれました。

新中１の親子ガイダンスでは今年の春の都立中入試で思うように結果が出せなかった子たちもいます。

そんな彼らに卒業生たちはこう語ります。

 

「ぼくがみなさんに伝えたいのは，ここまで受検のためにやってきたことは絶対にむだではないということです。

毎日塾に通って遅くまで勉強したこと，友だちと遊ぶ約束ができなくて悲しい気持ちになったけれどがんばってきたこと、

それはたとえ、今回、合格できなかったとしても絶対にむだにはなりません。

自分も不合格になったとき，このままやっていって意味があるかなと感じたことはあります。

でも，今改めて思い返したときにあのときの自分があったからこそ，今があると思えます。

だからがんばってほしいと思いますし，またこれからの中学校生活を楽しんでほしいです。」

この言葉を聞いた新中１のみなさんの顔がぐっと上がったのを私は感じました。

 

私もそうですがおそらくお子様方にも保護者様にも強く響いたと思います。

当日のアンケートに「卒業生の言葉が強く心に響きました」というご意見を多数いただきました。

苦しい日々を乗り越えてみる桜の花はきっときっと美しく見えるはずです。

３年後の春を目指そうと強く強く誓った一日でした。

 

新中１の生徒のみなさん，保護者様，ご参加いただき,ありがとうございました。

また，これからも共に学んでまいりましょう。

そして最後に笑顔の春を迎えましょう。

 

ena立川南口　横山

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