こんにちは。

 

ena都立大学の稲葉です。

本日は、都立中合格発表でした。

 

不合格の皆様、指導が及ばず誠に申し訳ありません。

合格の皆様、ここまでの努力が実りましたこと、誠におめでとうございます。

 

校長として、生徒たち各々にかけたい言葉はたくさんありますが、まずは受験生全員にしたいお話をします。

 

本日は、都立中受検者約6000名の、自分なりの努力を重ねてきた「結果」が示される日です。

各々がいろいろな思いを抱えていることと思います。

 

間違いなく周りより勉強した自信があっても、どんなに自分の能力に自信があっても、

勝負には負けてしまうことがある。ということが分かったかと思います。

今になって思い返すと、自分の頑張り方は不足していた、と思う人もいるかもしれません。

 

まず、合否関わらずお伝えしたいことは、皆様の人生はこれからはじまる、ということです。

中学の合格、不合格はスタートラインの違いでしかありません。

 

合格した子が、その経験を糧に大学受験や就職も成功した。

不合格だった子が、そのトラウマから勉強に手がつかなくなってしまった。

合格した子が、あまりのレベルの高さに学校についていくのが辛くなってしまった。

不合格だった子が、それをバネに奮起し、高校受験で躍進した。

 

皆さんのここからの取り組み方や心の持ち方によって、未来は無限の可能性を持っています。

「ここまでの頑張り」に甘えず、「今後の自分」と向き合ってください。

 

自分のスタートラインと立ち位置を確認し、この受験で何を得て、未来に何が生かせるのかを確認してください。

 

それをして初めて、改めて走り出すことができます。

報われたことを喜ぶのも、悲しみに暮れるのも、重圧からの解放感を感じるのも、自分との向き合いですから、今日はしてよいと思います。

 

でもそのあとに必ず、冷静に、自分に何が残されてるのか見つめなおしてください。

 

そして、なるべく早く動き出しましょう。

 

何をすればいいかわからなかったら、相談してください。

僕からのお勧めはただ一つです。

 

英語！数学！漢字！そして読書！

 

未来のための行動をしましょう。

そのことが、まずは新中１生活の未来を明るく照らしてくれるはずです。

 

中学受験は人生と向き合う機会を与えてくれます。

笑って泣いてだけではもったいなさすぎる。

前に向かいましょう。

 

稲葉

校舎情報（ena都立大学）