しばらくぶりになります。

ena亀戸 香西太郎です。

春期講習が終わり、

１週間ほど経ちましたが

皆様どのようにお過ごしでしょうか。

 

きょうは

「ネット授業参観」

のお話です。

春期講習中は、お休みさせていただいていましたが、

通常授業(本科授業)再開とともに、この「ネット授業参観」も

再開となりました。

１週間のネット授業参観の対象授業のうち、

半分近くは私の授業になっていますが、

私の授業では、

「一方的に教えない」

「常に生徒に問いかける」

の２点を意識しています。

昨今の入試では、純粋な知識が問われることが少なくなっており、

とくに都立中入試では、純粋な知識は問題文に書いてあるので、

一方的に教えて、生徒に「暗記マシーン」になってもらうことに

疑問を感じているからです。

 

また、常に生徒に問いかけるのは、

記憶すること以外でも頭を使ってほしいから。

結果だけを追いかけるのではなく、

「ものごとのしくみ」「ものごとのなりたち」に思いを馳せてほしいからです。

または、暗記事項だとしても、

いままで経験したことがらとリンクさせれば、

暗記しやすいと考えるからです。

 

ただ、例外もあります。

だれにとっても経験の乏しいことがらは、

一方的に教えてしまうこともあります。

例えば、

宇宙のこと、外国のこと、

目に見えないもののこと、生命のこと など。

生徒の皆さんどころか、

私も実感していない ことがらがあります。

たとえば

「なぜ、昆虫の目は複眼と単眼があるのに、ヒトの目には複眼がないのか」

・・・・・・これは神様に聞かなければわかりません。

または、進化の過程でそうなっちゃったのだから理由はわかりません。

そのようなことがらは、

一方的に教えてしまうことになります。

 

ネット授業参観をご覧いただき、

このような点を意識していただくと、

もっと楽しい(？)かもしれません。

↑　いまは、iPadで教室の様子を撮影しています。

 

以上、香西でした。

 

 

校舎情報（ena亀戸）