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小中学部

「学問に王道なし」――結果につなげるための学習の流れ

投稿日: 2026.05.26 8:23 am

「学問に王道なし」――結果につなげるための学習の流れ

いつもお世話になっております。ena高幡不動の柿澤です。

5月16日(土)、5月23日(土)に保護者会を実施し、今年度の学習や夏期講習についてお話しさせていただきました。

保護者会を終えて、私自身、改めて強く感じていることがあります。

それは、学力を伸ばすために、何か特別な近道があるわけではないということです。

「学問に王道なし」という言葉があります。

決して目新しい方法に頼るのではなく、授業で学んだことを確認し、毎日の基礎を積み重ね、テストに向けて準備し、返却された答案を直す。この流れを丁寧に続けることが、最も確実に学力を伸ばしていく方法であると考えています。

授業で扱った問題を、そのままにしない

まず大切なのは、授業で取り扱った問題を、授業の中だけで終わらせないことです。

授業中には理解できたと思った問題であっても、数日後に改めて自力で解いてみると、手が止まってしまうことがあります。

そこで、ena高幡不動では、授業で取り扱った問題について、内容を覚えているうちに問題の横にチェックボックスを書き、確認すべき問題を明確にすることを大切にしています。

授業で学んだ直後だからこそ、「もう一度解くべき問題」が分かります。

問題の横につけたチェックボックスをもとに、もう一度自分で解き直し、できるようになったかを確認していく。これが、授業を本当の意味で自分の力に変えていくための最初の動作です。

毎日の基礎を、「満点」という結果につなげる

次に大切なのは、漢字・計算・英単語といった基礎の徹底です。

小学生であれば漢字や計算、中学生であれば漢字・計算に加えて英単語など、毎日積み重ねるべき学習があります。

これらは、ただ練習をしたというだけでは十分ではありません。

授業内で実施する小テストにおいて、満点という形で「できるようになった」ことを確認するところまでが大切です。

基本となる知識や計算が確実になっていれば、その先の文章読解や思考力問題、応用問題に向き合うための余力が生まれます。

反対に、基礎が曖昧なままであれば、難しい問題を考える以前のところで力を使ってしまいます。

満点を取るための行動を、教師が責任を持って支える

ただし、「小テストで満点を取りなさい」と伝えれば、それで十分だとは考えていません。

毎日の練習をどのように行えばよいのか。不十分であれば、どこをやり直せばよいのか。そして、次の小テストで満点という結果を残すために、どのような行動を取らせるのか。

そこまで見届け、働きかけていくことは、生徒本人の努力だけに任せるものではなく、私たち教師の責任であると考えています。

もちろん、実際に学習に向かい、手を動かすのは生徒自身です。

しかし、生徒が「分からないまま」「できないまま」で終わらないように、満点を取れる状態まで導いていくことは、教師が担うべき指導の一部です。

学判や4科演習は、準備して受ける

毎日の基礎を積み重ねたうえで、月に1回の学力判定テストや、小4・小5で実施される4科演習にも、しっかりと準備をして向かうことが必要です。

小学生であれば、カリキュラムブックを確認し、今回のテストでどの範囲が問われるのかを把握したうえで対策を進めていきます。

日々の授業で学んだことが、節目のテストでどの程度身についているのか。そこを確認し、結果として表せるように準備することが大切です。

中学生については、学判に加えて、学校の定期試験も非常に重要です。

試験範囲を確認し、学校のワークや塾での学習内容を整理しながら、定期試験でも結果を残せるように準備を進めていきます。

答案が返ってきた後にこそ、学力は伸びる

テストは、受けて点数を確認したところで終わりではありません。

むしろ、答案が返ってきた後に、どのように取り組むかが非常に大切です。

学判や4科演習で間違えた問題については、すぐに解答を写して終わりにするのではなく、まずは教科書やノート、これまでに学習した内容を頼りに、自分で修正することを大切にしています。

なぜ間違えたのか。どこまで分かっていたのか。何を見直せば解けるようになるのか。

自分で確認しながら修正することで、間違いは単なる失点ではなく、次の得点につながる学習材料になります。

中学生の学校の定期試験についても同様です。結果だけを見るのではなく、間違えた問題を修正し、次の試験や入試に向けて、同じ失点を繰り返さない状態へ変えていくことが大切です。

この積み重ねを、教師が支えていきます

授業で扱った問題にチェックをつけ、もう一度取り組む。

漢字・計算・英単語を毎日練習し、小テストで満点を取る。

学判や4科演習、定期試験に向けて、範囲を確認して準備する。

そして、返却された答案の間違いを、自分の力で修正する。

こうした一つひとつの取り組みは、決して特別なものではありません。

しかし、この当たり前の積み重ねを、当たり前に続けられるかどうかが、やがて大きな差につながっていきます。

ena高幡不動では、この流れを生徒任せにするのではなく、教師が責任を持って支え、結果につながるところまで指導してまいります。

夏も、この学習の流れを大切にします

夏期講習も、特別な方法だけで急に学力を伸ばすためのものではありません。

普段から大切にしているこの学習の流れを、夏のまとまった時間の中で止めずに積み重ね、より深く定着させていくための大切な期間です。

日々の基礎を整え、授業で考え、確認し、直し、次へ進む。

その積み重ねによって、夏を越えた後の学習をより良いものにしていけるよう、校舎として責任を持って指導してまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。

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