こんにちは！ena笹塚の中井です。

生徒からよくある質問。

 

「分数で答えなきゃダメですか？」

「小数で答えなきゃダメですか？」

 

たいていの問題はどちらで答えても丸がつきます。

しかし、“どちらで計算し答えるべきか” には

正解があると思っています。

 

例１ 次の計算をしなさい。

1/4 + 0.3 +2/5

 

例２ 次の計算をしなさい。

1/7 + 0.4 − 3/14

 

これらの問題は分数と小数のどちらで計算していくべきでしょうか。

（答えは後ほど）

 

どちらでも丸がつくのであれば、やり方は自由でよいと

考える人もいると思いますが、私の一意見としては、

計算ミスすら起こらないようにするために、

より簡単な計算を選べるようにしておくことが大事だと考えています。

これもまたよく耳にする内容ですが、

「計算ミスしました・・・」と言われて、

途中式を見ると難しく解いてしまっていることがあります。

そこで私は、それはミスではなく間違えていると

はっきり伝えるようにしています。

 

小学生のうちから計算過程まで先に判断できるよう

訓練しておくと、ライバルと計算力で差がつき受験（受検）

において有利です。計算で×をもらったとき、

それが「計算ミス」なのか「間違い」なのか

もう一度考え直してみましょう。

 

 

答え

 

例１　0.95

1/4=0.25、1/5=0.2　だとすぐわかるので小数で計算。

 

例２　161/140

分母に７があり小数にできない。

（また負の数を習っていない場合、先に分数の計算ができない）

よって、分数で計算。結果、分母の７が消えていないので

答えは分数でしか答えられない。

　中井　　 　 　　　　　　　

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