校長の馬場です。

このところ雨が続きましたが、

生徒たちは頑張ってきてくれました。

感動しました。本当に素晴らしいです。

きっといいことありますね。

 

 

憧れるのをやめましょう

今回はコラム的に書きたいとおもいます。

 

「憧れるのをやめましょう」

これは、日本でも世界でも有名な野球選手である

大谷翔平選手が、WBCという国際大会の

決勝戦（アメリカ戦）直前の円陣で

チームメイトに向けて放った言葉です。

 

「僕からは一個だけ。憧れるのをやめましょう。

ファーストにゴールドシュミットがいたり、

センターを見ればマイク・トラウトがいるし、

外野にムーキー・ベッツがいたり、野球をやっていたら

誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思うんですけど、

憧れてしまっては、超えられないので、

僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。

今日一日だけは、彼らへのあこがれを捨てて、

勝つことだけ、考えていきましょう。」

 

という名演説です。

 

 

受験（受検）生にとっても同様のことがいえるかもしれません。

つまり、「志望校に対する憧れの気持ち」を

良い意味で捨てることが重要かもしれないということです。

 

「なぜ？」といわれると、

説明できるかどうか自信がありませんが、

おそらく、ある対象について「憧れる」ことは

そのものの本質について「分かろうとする」ことや

「理解する」ことを放棄することになり得るからだと思います。

 

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。

と、昔からいわれています。

志望校に合格するためには、

または、ある科目について得意になるためには

「こうなったらいいなあ」と妄想するのではなく、

「どの科目でどれだけの点数が必要か」

「この単元を理解するために必要な知識は何か」

などと分析し、戦略をたてることが重要です。

 

塾講師の私としては、

「生徒の成績が上がるといいなあ」と妄想するのではなく、

「成績を上げるにはどうしたらよいか」と考え、

まず生徒たちが提出してくれた宿題の点検を

頑張り、その生徒にどんな傾向があるかを知っていくことが、

上記の話にあてはまるのだと思っています。

 

チームena成増のみなさん

憧れを捨てましょう。

頭はクールに、心はホットに取り組んでいきましょう。

 

 

 

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馬場

 

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