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都立中の作文が苦手な子に共通すること

投稿日: 2026.10.14 3:30 pm

都立中の作文が苦手な子に共通すること

都立中受検の対策を進める中で、保護者の方からよく聞かれるお悩みの一つが「作文」です。

「自分の考えはあるのに、うまく文章にできない」
「何を書けばいいのか分からず、手が止まってしまう」
「作文を書いても、なかなか点数につながらない」

このようなお悩みをお持ちのお子さまもいるのではないでしょうか。

都立中の適性検査では、文章や資料から情報を読み取り、自分の考えを整理して、相手に伝わるように表現する力が求められます。

今回は、都立中の作文が苦手な子に見られやすい特徴と、家庭でできる対策について紹介します。

 

① いきなり書き始めてしまう

作文が苦手な子に多いのが、何を書くかを十分に整理しないまま、いきなり文章を書き始めてしまうことです。

書きながら考えようとすると、途中で何を書けばよいか分からなくなったり、同じ内容を繰り返してしまったりすることがあります。

作文では、書き始める前の準備が大切です。

まずは、

  • 問題で何を聞かれているのか
  • 自分は何を伝えたいのか
  • その理由や具体例は何か

この3点を整理してから書き始める練習をしてみましょう。

最初は箇条書きでも構いません。書く内容を整理する習慣が、文章全体のまとまりにつながります。

 

② 自分の考えに理由をつけられない

「私は〇〇が大切だと思います」

自分の意見を書くことはできても、「なぜそう思うのか」まで説明できないケースもあります。

作文では、意見を述べるだけでなく、その理由を相手に伝えることが重要です。

例えば、「協力することが大切だと思います」と書くだけでは、なぜ大切なのかが十分に伝わりません。

「一人では解決できない問題も、周囲と協力することで、さまざまな考えを取り入れながら解決できるからです」

というように、理由を加えることで、考えがより具体的になります。

家庭でも「どうしてそう思ったの?」と問いかけ、理由まで言葉にする習慣をつけていきましょう。

 

③ 具体例が思い浮かばない

作文で自分の考えを説明するときには、具体例が役立ちます。

しかし、何を書けばよいか分からず、抽象的な表現ばかりになってしまう子もいます。

具体例は、特別な経験である必要はありません。

学校生活や習い事、友達との関わり、日常生活で感じたことなど、身近な経験から考えてみることができます。

普段からさまざまな経験を振り返り、「そのとき何を感じたか」「何を学んだか」を言葉にしておくと、作文を書く際の材料が増えていきます。

 

④ 問題文や資料を十分に読み取れていない

都立中の作文では、自由に好きなことを書くのではなく、問題文や資料の内容を踏まえて答えることが求められる場合があります。

そのため、文章を書く力だけでなく、問題の条件を正確に読み取る力も必要です。

例えば、問題で求められていることが「自分の意見とその理由」なのか、「資料から読み取れることを踏まえた考え」なのかによって、書く内容は変わります。

書き始める前に、問題文の重要な部分に線を引き、「何を答える必要があるのか」を確認する習慣をつけましょう。

どれだけよい文章を書いても、問題で求められていることに答えられていなければ、十分な評価につながりません。

 

⑤ 書いた作文を読み直していない

作文を書き終えた時点で満足してしまい、見直しをしないことも、苦手な子に見られる特徴の一つです。

見直しでは、漢字や送り仮名だけでなく、次の点も確認しましょう。

  • 問題で聞かれていることに答えているか
  • 自分の意見と理由がつながっているか
  • 同じ内容を繰り返していないか
  • 読む人に伝わる文章になっているか
  • 指定された文字数や条件を守っているか

最初から完璧な作文を書こうとする必要はありません。

書いた後に読み直し、少しずつ改善していく経験を積むことが大切です。

 

家庭でできる作文対策とは?

作文が苦手だからといって、いきなり長い作文を何本も書かせる必要はありません。

まずは、短い文章で自分の考えを説明する練習から始めてみましょう。

例えば、ニュースや学校での出来事について、
「どう思った?」
「なぜそう思ったの?」
「具体的にはどんなことがあった?」

と親子で話してみるのも一つの方法です。

話すことができたら、その内容を2〜3文で書いてみます。

「意見を考える」「理由を説明する」「文章にする」

この流れを繰り返すことで、作文に必要な力を少しずつ身につけていくことができます。

また、作文は書いた量だけでなく、書いた文章を振り返り、改善することも重要です。何がよかったのか、次は何を直すとよいのかを確認しながら練習しましょう。

 

都立中の作文は、練習によって伸ばせる

都立中の作文が苦手な子には、書く内容を整理することや、理由を説明すること、問題文を正確に読み取ることなどに課題がある場合があります。

しかし、これらは生まれ持った才能だけで決まるものではありません。

お子さまがどこでつまずいているのかを把握し、必要な練習を積み重ねることで、少しずつ改善していくことができます。

「作文を書き始められない」
「自分の考えをうまく表現できない」
「書いているのに点数が伸びない」

このようなお悩みをお持ちの方は、まずはお子さまの作文を見て、どの部分で困っているのかを確認してみましょう。

ena瑞江では、都立中受検を目指す小学生の学習相談を受け付けています。

作文や記述問題の学習について不安がある方も、ぜひお気軽にご相談ください。

お子さまの現在の学習状況に合わせて、これからどのような力を身につけていけばよいのか、一緒に考えていきましょう。

 

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