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小中学部
【5.18船堀通信】中学部保護者会の様子
投稿日: 2024.05.18 10:00 pm
こんにちは、ena船堀の木村です。
本日の5/18(土)の保護者会に、お忙しい中お越しいただき、有難うございました。
保護者会では、
「今春の合格実績」「授業・自習室環境の変化について」
「今後の都立高校・私立高校の傾向予想」「定期テスト対策について」
などについてお話をさせて頂きました。
今回は、特に「今後の都立高校・私立高校の傾向予想」で話したことを、ご紹介したいと思います。
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・受験倍率の状況
昨年12月初旬に東京都から発表された、私立高校の無償化により、都立高校の倍率は低下することが予想されます。
今春の受験は、既に志望校を中学校の先生と決定した後のため、変動は少なかったが、
それでも日比谷高校は、合格者の入学辞退が予想以上に多く、5年ぶりの2次募集となりました。
・今後の都立中・私立中の傾向予想
中学受験と異なり、都立高校と私立高校の受験は、基本的に中学校の教科書をベースとして作られます。
だから、都立高校の対策のために、私立高校の問題を解く必要があり、私立高校の対策のために、都立高校の問題を解く必要があります。
また、内申点は都立高校だけでなく、多くの私立高校でも「併願優遇制度」などによって重要な位置を占めており、
むしろ私立高校受験にこそ、重要なものとなっています。
【現在の傾向】
私立・・・国語・数学・英語が基本ですが、千葉県の渋谷幕張、市川、昭和秀英、専大松戸、東京都の開成、巣鴨、國學院など、
5教科受験を実施しているところも増加してきています。
都立・・・国語・数学・英語・理科・社会が基本。
日比谷・戸山・青山・新宿などの難関校は、国語・数学・英語は自校で問題を作成するため、難易度が大きく上がります。
理科・社会は共通問題ですが、前述の主要3科自校作成校の受験生と同じ問題を受けるため、
ほかの道府県と比べて東京は、理科と社会の難易度が高く、特に社会が難しいです。
【今後の傾向予想】
現在使っている教科書の内容は、今までで一番指導内容が多いため、問題は難化傾向にあります。
英単語、社会の用語など、暗記知識が必要な分野が増えたことで、より一層努力勝負の受験になってきています。
私立・・・一般入試での倍率の上昇すると思われます。
また、今年、國學院が5教科受験を初めて導入したように、
東京都でも5教科受験を実施する私立高校の増加することが予想されます。
都立・・・倍率の低下が予想されます。
先んじて私立高校無償化を実施した大阪府は、府立高校のほとんどが倍率を下げたため、
こうした状況を受けての都立高校の対応が注目されます。
自ら問題を作ることができる自校作成校は、進学実績を確保するために、問題の難易度上げる可能性があります。
そして共通問題が問題の難易度を上げられるかは今後の動向を注視しなければいけません。
ただ、繰り返しになりますが、高校受験が努力勝負の受験であることは変わりません。
偏差値10~20上げる生徒というのは、決して珍しくありません。
ですので、高い目標をもって、お子様と志望校の相談をしてください。
新小2・・・まだ余裕があります。
新小3・・・あと5席です
新小4(都立私立・両方対策コース)・・・あと3席です(お急ぎください!)
新小4(都立対策コース)・・・あと6席です
新小5・・・あと5席です
新小6・・・あと3席です(お急ぎください)
新中1・・・まだ余裕があります。
新中2・・・あと5席です
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