こんにちは、ena船堀の木村です。

5/11（土）の保護者会では、お忙しい中お越しいただき、有難うございました。

保護者会では、

「今春の合格実績」「２月→４月学力判定テストの成績推移」「授業・自習室環境の変化について」

「今後の都立中・私立中の傾向予想」「体育訓練としての初等教育と社会訓練としての受験教育」

などについてお話をさせて頂きました。

今回は、特に「体育訓練としての初等教育と社会訓練としての受験教育」で話したことを、ご紹介したいと思います。

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では、「いかに学力を上げて、合格できるようにするか？」これが塾の役目です。

ただ、学年ごとに目標が違うと思います。

小２～小３は、勉強習慣と受験生としての意識を育てていくことが目標です。

だから、カリキュラムは、あくまでも学校の先取り程度のものになります。

小４からは、その習慣と意識を土台として、学校の教科書では扱わない、

本格的な受験勉強の内容に入っていきます。

ここで、「体育訓練としての初等教育と社会訓練としての受験教育」という話をしたいと思います。

初等教育として最も大切な分野は体育です。

それは、単なる、運動としての体育ではなく、

長時間机に向かうこと、問題文を最後まで読むこと、暗記をするために漢字を何度も書くことといった、

幅広い意味での体力が必要である、ということです。ちなみに、これはまた、小学校の役割でもあります。

 

そして、小学校では、習得することが難しく、

中学受験で必要なものは大きな目標達成のための精神的な力です。

具体的に言うと、他の人が遊んでいる時間も、目標達成のために努力することです。

中学受験をする子供が増加しているとは言えまだ20％程度。

その中で、受験勉強をするということは、

すぐに手に入れられる欲望を、他の人よりも我慢して、より大きな欲望を満足させようとする姿勢、

つまり自分を個人として自覚すること、より大人になろうとすることが必要なのです。

こうして、早く大人になろうとすることを中学受験をする小学生は行っています。

是非、いま頑張っているお子様の姿は、大きく褒めてあげてください。

校舎情報（ena船堀）