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2026年度適性検査分析速報-千代田区立九段中等教育学校-
投稿日: 2026.02.3 9:19 pm
適性検査分速
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2026年度 千代田区立九段中 適性検査分析速報
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適性検査1【出典】 村崎なぎこ『オリオンは静かに詠う』
【出題形式】 大問が2つ、大問の内一つは短い文章が2つとここ数年の形式そのままでした。今までは物語文で小問4題、論説文で3題の出題でしたが、今年度は物語文で3題、論説文で4題と細かい変更がありました。最後の作文も100字から150字と文字数が変わらず、しっかり過去問を演習していたかどうかが問われました。
大問1
〔問題3〕 短作文 60字~70字
大問2
〔問題2〕 本文の内容を読み取る問題
〔問題3〕 本文の内容を読み取る問題
〔問題4〕 作文問題 100字~150字
適性検査2大問1 印刷を題材とした、資料を用いて考察する問題 お札や硬貨の製造方法や木版印刷について、資料を用いて考察する問題でした。〔問1〕はお札と硬貨の違いについて考える問題でしたが、問題形式が穴埋めと記号選択であったため、資料をしっかり読み取ることで確実に正解できた問題でした。〔問2〕は浮世絵を題材に、木版画と肉筆画の違いについて考える問題でした。絵師が一枚ずつ描く肉筆画とは違い、木版画は同じ絵を大量に作ることができることを読み取れれば、解答にたどり着くことができます。〔問3〕は木版印刷と銅版印刷の違いについて考える問題でした。資料をしっかり読み取れば正解できる問題でしたが、受検生には馴染みのない題材だったので、理解に苦労した受検生もいたようです。全体としては、例年通り資料の中に答えとなる内容が明確に書かれているため、比較的取り組みやすい問題と言えます。
大問2 洗濯を題材に対照実験の結果を考察する問題 洗濯を題材に、それぞれの対照実験の結果から考察を行う問題でした。〔問1〕は、表面と裏面で溝のつくりが異なる洗濯板の使い方について考える問題でした。それぞれの面の利点に注目して解答を作成する必要がありました。〔問2〕は、布の枚数による縦型洗濯機でのよごれの落ちやすさの違いについて考える問題でした。資料に縦型洗濯機のよごれの落とし方について書かれていたため、比較的平易な問題でした。〔問3〕は、洗濯物をはやくかわかす方法について考える問題でした。水の蒸発についての抽象的な実験結果を、洗濯物をかわかすという具体的な事例に落とし込む必要があり、思考力や記述力が試される問題でした。大問2全体としては、考察に必要な情報が資料に明確に書かれていたため、取り組みやすく、しっかりと正解したい問題でした。
大問3 ルールをもとに図形について分析する問題 昨年度の「樹木さん」の問題を彷彿とさせる、ルールをもとに図形について分析する問題でした。ルールが複雑なため、資料で与えられた例を正しく理解する必要があります。〔問1〕は、立方体の展開図を組み立てたときの頂点や断面図について考えるというよくある問題ではありましたが、作業の中で考察を進める必要もあり、立体図形が苦手な受検生からすると一問目からハードに感じたかもしれません。〔問2〕は、ルールにもとづいて図形に線を作図する問題であり、他の問題に比べると取り組みやすい問題でした。〔問3〕は、立体図形問題で頻出である前・右・上から見た図をもとに作業を行う問題で、それぞれの面との整合性に注意して作図を行う必要がありました。大問3全体を通して、ルールを理解すればそこまで難しい問題ではありませんでしたが、文章量が多く、解くための作業にも時間がかかるため、試験時間を考慮するとあまり深入りすべき問題ではありませんでした。
適性検査3大問1 植物の生態について考察する問題 ヒマワリなどのキク科の植物や、外来植物の生態について考察する問題でした。〔問1〕は、ヒマワリが太陽の方向を向いて咲くという生態に関する問題でしたが、知識として知っている受検生も多く、正解したい問題でした。〔問2〕は、同じキク科の植物であるヒメジョオンとヒマワリの類似性について考える問題でした。資料に詳しくそれぞれの花の特ちょうが書かれていたため、花のつくりに注目すれば答えることができた問題でした。〔問3〕は、ナガエツルノゲイトウという外来植物が稲作に与える影響について考える問題でした。資料に特徴がまとめられており、あてはまる言葉を穴埋めする問題でもあったため、確実に正解したい問題でした。大問1全体を通して、文章量や資料の数も少なく、記号選択や穴埋めなどの取り組みやすい問題も出題されていたため、非常に解きやすかったと言えます。
大問2 身近なものを題材にした規則性に関する問題 たたみや歩道のタイルを題材に計算を行ったり、しきつめ方の規則性について分析したりする問題でした。〔問1〕ではたたみのしきつめ方について考える問題、長さを日本の古来の尺貫法を使って表す計算問題が出題されました。尺貫法で単位換算するときの数値が複雑なので、計算ミスには注意しなければなりません。〔問2〕、〔問3〕は歩道のタイルのしきつめ方の規則性について考える問題でした。周期算の考え方でそれぞれ答えを導くことができますが、〔問3〕はタイルの模様が複雑になるため、難しく感じた受検生が多かったようです。全体的には取り組みやすく、特に〔問1〕のたたみの問題については、enaの本科授業でもふれている題材なので、しっかりと正解したいところでした。
大問3 輸送を題材とした、資料を用いて考察する問題 トラックや鉄道による輸送について、資料を用いて考察する問題でした。〔問1〕は資料をもとに、沖縄から各地に荷物を送る場合にかかる日数や料金を調べたり、距離的が近くても東京より荷物の到着が遅れてしまう地域について考えたりする問題でした。問題の条件に合わせて資料を取捨選択する必要があったため、資料をよく読み込まないとミスをしてしまう問題です。〔問2〕は北海道で貨物鉄道が整備された理由や、「宅扱」という大正時代の配送サービスについて、資料をもとに考察する問題でした。問題形式が穴埋めと記号選択であったことや、資料の読み取りもわかりやすいものであったため、確実に正解したい問題でした。〔問3〕は架空の町「くだん市」に設置する配送センターの位置を、条件にしたがいコンパスで作図するという問題でした。資料や問題の条件が複雑であり、作業にも時間がかかるためあまり深入りすべき問題ではありませんでした。全体的に例年より資料が複雑であり、解答するための作業も多かったことから、受検生にとっては難しく感じた問題であったと思われます。 |
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