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enaオープン-中学入試で求められる「思考力」とは?-
投稿日: 2025.05.16 3:03 pm
こんにちは。ena小学部の内藤です。
先日の弊部ブログにて、enaオープンのご案内を差し上げました。
今回はenaオープンの成績表のご紹介と、入試で求められる「思考力」についてお話しします。
さっそくですが、enaオープンの成績表はこのような形になっています!
enaオープンは基礎知識、発展的知識、思考力、記述表現力、処理力の5つ指標で実力を数値化し、お子様の特性を示します。
最大で6校の志望校判定に加え、お子様の特性に合ったオススメの学校を紹介します。
この5つの特性の中に「思考力」とありますが、「思考力」と聞くと何となく都立中入試をイメージしがちです。
しかし実際は、私立中入試こそ「思考力」が試される問題ばかりです。
例えば次の問題を見てください。
このタイプの規則性の問題では、「個数と本数の関係を表にまとめる」が鉄則です。
図3と図4をそれぞれA列、B列とすると、図3は16+11×A(本)、図4は11+8×B(本)で求められることも重要です。
(2)では、「個数が同じ」→最小公倍数の6個ずつで規則を考える、という思考が必要です。実は公倍数の「セット」の考え方が重要でした。
個数を6個、12個、18個…と増やしていくと、差が0,6,4,6,8,10,12…と変化していくので、この規則性から答えを求めることができます。ただし、例えば個数が6個のときは、図3ではA=1、図4ではB=2となり、まとめ方に工夫が必要です。
(3)では、「本数が同じ」→本数の等式で考える、という思考が必要です。
「16+11×A= 11+8×B」の式と「40個以上120個以下」という条件から、最小公倍数を用いてAとBを割り出していくことで求めることができます。これは「不定方程式」の単元と結びついています。
このように、私立上位校ではまとめ方を工夫したり、単元どうしを結び付けて考えたりといった高度な思考力を求められる問題が出題されます。
enaオープンでは、さすがにこのレベルの問題を出題するわけではございませんので、ご安心ください…!
しかし、
是非enaオープンで、お子様の思考力を試してみてはいかがでしょうか。
小学部 内藤
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