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第1回学校別合判講評⑤(東大附属中適性Ⅱ)
投稿日: 2025.11.24 4:30 pm
こんにちは、ena小学部の田村です。
第1回学校別合判(東大附属中)適性検査Ⅱを作問した西先生(ena笹塚・東大附属中実績対策責任者)からのメッセージです。
是非、問題を確認しながら、読んでみてください。
1,出題の方針
令和7年の入試は前年から大きく出題傾向が変化しました。具体的には大問3題(算算理)から大問4題(算算理理)になり、
理科の2題は基本的知識を問う適性検査定要素が少ない問題になっていました。今回の模試はこの傾向を受けて、令和7年問題
の傾向に合わせて出題いたしました。
2,第1問
割合計算が中心の出題になっています。模試であることを考慮し数値は本試験よりも難易度を上げました。
結果として非常に出来が悪かったです。ここでの得点で差が付きました。
本試験では割合計算が2年間続けてて出題されていますので、割合計算の練習を怠ることなく続けて下さい。
3,第2問
立体図形の求積を問いました。円周率処理が伴う円すいを取り上げましたが正答率は悪くありませんでした。
ただ、作図問題は円すいを展開図にしたときの側面の作図を出題しましたが中心角を求められない人が多く、
作図の前に知識の欠如が明白になりました。今までに習った公式を総点検をしましょう。
4,第3問
令和7年の本試験の理科は月の満ち欠けとリトマス試験紙の色の変化という極めて基本的な出題でした。
本問では種子の発芽という学校でもすでに習っている分野を出題しましたが、正答率は高くなりました。
5,第4問
食塩とミョウバンの溶解度を問いました。若干計算が必要な問題もありましたが正答率は非常に低かったです。
表の数値の読み取りができてないと思われる答案が多く、この分野の再度の復習をしましょう。
6,最後に 模試
模試は点数も大切ですが、出来なかった問題を復習することの方が大切です。総復習をしてから第2回
の合判に臨んでください。
(文責:西)
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