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ena高校部 国立

チューターブログ:この時期の勉強法①(理系中心)

コメント数:0   投稿日:2025/12/05 19:57:30 

こんにちは、チューターの立川です。

今回は受験生の皆さん向けにこの時期にやっておくと良いこと

についてお話しします!

 

この時期は多くの受験生が

「二次も仕上がってない…でも共テも思ったより点数が取れないからそっちの対策もしないと…」

と二次試験対策と共通テスト対策の板挟みで強い不安や焦りを感じやすい時期です。

 

そんなこの時期だからこそ、もちろん過去問や予想問題にどんどん取り組むのもいいですが

基本的な事柄が本当に身についているか改めて確認する

ことをやってみてほしいです。

・漢字、古典単語、英単語はちゃんと頭に入っているか

・理系科目なら基本的な問題集の問題は全て解けるか

・文系科目なら基本的な知識は全て身についているか

などです。

 

実際、この時期もうすでに合格点が取れそうなくらい二次や共テが仕上がっている受験生は

決して多くないように思いますし、僕も受験生の頃のこの時期は思うように点数が取れませんでした。

そう考えると、多くの受験生にとって今一番の願いは

本番自分が取り得る得点の最大値を1点でもあげること

ではないでしょうか。

 

そして、そのために大切なのは、より多く過去問を解くことでもその解き直しの回数を増やすことでもなく、

自分の失点1つ1つに真摯に向き合い、その原因を潰すこと

であるように思います。

意外にも、失点の多くは、英単語や古典単語の知識不足や基本的な公式の使い方が身についていない

といった基本的な内容の習熟度に原因があることがあります。

 

自分は難関大の二次対策でたくさん難しい問題を解いているし基本はもう大丈夫・・・

周りは過去問をどんどん解いているし、この時期にもう基本を確認する時間なんてない・・・

 

などと考えてしまうかもしれませんが、

難関大志望者でも二次試験では問われないが共通テストでは問われる基本的な知識が抜け落ちてしまっていることはよくある話ですし、

「過去問だけ」を使った勉強は、一般性を欠いた断片的な知識ばかり身について応用が利かなくなる可能性があります。

 

そこで、受験生の皆さんには、

今一度自分の解いた過去問を見直し、失点の原因や、何が身につけばその失点をしなくて済むのか考えてみること、

そして明らかになった自分の弱点を基本的な参考書や問題集に立ち返って復習してみること

を提案したいです。

自分で考えてもそれが分からない時には、学校や塾の先生、チューターを是非頼ってください。

この時期にまだ身についていない基本事項があることは何も恥ずかしいことではありません。意外に普通です。

 

そして、それを踏まえたうえで、各々の目標や各科目の習熟度によってやるべき内容の優先順位はあるにせよ、

この時期はまだ「共テだけ」「二次だけ」「苦手な数学だけ」などと内容を絞って勉強するよりは

共テ形式の問題も二次形式の問題も含め、なるべく幅広い科目、内容に触れながら、自分の弱点を

1つずつ探して埋めていこうというイメージで勉強していくことを強くお勧めしたいです。

 

寒い毎日が続きますが、体調に気を付けながら、共通テスト本番、二次試験本番まで頑張っていきましょう!!

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