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小中学部
通知表は「1学期の終わり」ではなく、2学期を変える出発点です
投稿日: 2026.07.19 2:05 pm
ena高幡不動の柿澤です。本日、多くの中学校で1学期の通知表が配布されました。
通知表を受け取ると、どうしても評定の数字だけに目が向きがちです。
しかし、通知表は単に1学期の結果を示すものではありません。
「これから何を変えればよいのか」
を考えるための、大切な資料です。
現在の通知表には、各教科の評定だけでなく、観点別評価としてA・B・Cが記載されています。
学校や教科によって評価の付け方には違いがありますが、Bが付いた観点を、単に「普通だった」と片づけないことが大切です。
そこには、2学期に改善できる点があると考える必要があります。
「なぜBだったのか」
「何をすればAになるのか」
理由が分からない場合には、そのままにせず、学校の先生に確認することも大切です。
定期試験の得点、提出物、授業中の取り組み、発表、ノートなど、評価につながる要素は一つではありません。
理由が分かれば、2学期に取るべき行動も具体的になります。
特に中学3年生は、学校で最初の三者面談を終えた生徒も多く、これからも志望校についての面談が続いていきます。
その際、今回の通知表だけを見て、
「今の成績なら、この学校まで」
と早くから志望校を狭める必要はありません。
志望校は、現在の成績に合わせて決めるだけのものではありません。
目標と現在地との差を明らかにし、これから必要となる努力を具体化するためのものでもあります。
部活動、教育方針、通学環境、校風など、本人がその学校で学びたいと思える理由を考えることも大切です。
今の成績だけで志望校を決めるのではなく、志望校を定めることで、これからの努力を決めていきます。
通知表の評定を上げること、特に5を目指すことは重要です。
まずは、今回の通知表に努力の成果が表れた部分を、しっかり認めてほしいと思います。
ただし、ほぼすべての教科で5がそろったとしても、そこで学習が完成するわけではありません。
学校の通知表は、定期試験、提出物、授業への取り組みなどを総合した大切な評価です。
一方で、外部模試を受験すると、学校内だけでは見えない、より広い範囲の受験生の中での自分の位置が分かります。
将来の入試では、現在身近にいる生徒だけでなく、まだ出会っていない多くの受験生と競うことになります。
通知表を上げるための行動と、より広い範囲でも通用する学力を身につけること。
その両方を進めていく必要があります。
2学期の成績を変えるための具体的な行動の一つが、期末試験の「出典トレース」です。
出典トレースでは、テストに出題された内容が、次のどこにあったのかを確認します。
これは、今回の点数について反省文を書くための作業ではありません。
次回の定期試験前に、
を明確にするための作業です。
夏休み前には、多くの学校で教科書・ワーク・ノート・プリント類を自宅へ持ち帰るよう指示が出ています。
必要な教材が家庭にそろった今こそ、出典トレースを本格的に始めることができます。
答案と問題用紙だけでなく、1学期に使用した教材一式をそろえ、夏休み中に少しずつ進めていきましょう。
通知表を受け取った今日を、1学期の学習の終わりにするのではなく、2学期の成績を変える最初の日にしてほしいと思います。
ena高幡不動では、通知表や定期試験の結果を確認しながら、2学期の評定・内申点を上げるための具体的な指導を続けてまいります。
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