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小中学部
集中は、気合いで生まれるものではありません
投稿日: 2026.04.10 2:02 pm
ena高幡不動の柿澤です。本科授業が本格的に進み始めたこの時期、教室では一人ひとりが自分の課題に向き合う時間が増えてきました。
こうした時期にあらためて大切だと感じるのは、「集中しなさい」と言われたから集中できるわけではない、ということです。
集中は、気持ちだけで生まれるものではありません。
何をするかがはっきりしていること。
手を動かし始めること。
考えた跡をきちんと残すこと。
その積み重ねによって、少しずつ形になっていくものです。
教室では、全員が同じように座っていても、実際にはそれぞれ違う課題に向き合っています。
その中で大切なのは、「今、自分が何をすべきか」が見えていることです。
やるべきことが明確になっている生徒は、自然と手が動きます。
逆に、何から始めればよいかが曖昧なままだと、机に向かっていても学習は前に進みません。
勉強をしているように見えても、実際には「写しているだけ」「答えを合わせて終わっているだけ」ということは少なくありません。
しかし、本当に力がつく勉強はそうではありません。
なぜその式になるのか。
どこで考えたのか。
どこで止まったのか。
そうした過程がノートや途中式に残っている勉強こそが、次につながる勉強です。

手を動かしながら考える。
考えたことを途中式として残す。
うまくいかなかったところを見直す。
この繰り返しが、ただ「できた」「できなかった」で終わらない学習をつくります。
そして、この差はあとからじわじわ大きくなります。
ena高幡不動では、正解したかどうかだけでなく、そこに至るまでの過程も大切にしています。
答えが合っていても、考え方が不安定なら次につながりません。
逆に、その場ではうまくいかなくても、自分で考えた跡が残っていれば、そこから伸びていくことができます。
だからこそ、授業の中でも、宿題の中でも、「どのように考えたか」を大切にしています。
集中というのは、特別な才能ではありません。
やるべきことが見えていて、手を動かし、考えた跡を残していく。
その習慣が整ってくると、教室の中での学習の質も自然と変わってきます。
春期講習が終わり、本科が進んでいく今こそ、こうした日々の学習の質を大切にしていきたいと考えています。
派手なことではありませんが、この積み重ねこそが、後になって大きな差になります。
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