ena高幡不動の柿澤です。9月25日・26日、多くの中学生が2学期の中間試験を終えました。手応えがあった生徒もいれば、「もう少し取れたはず」と感じた生徒もいたかもしれません。
次は11月の期末試験です。中間とは異なり、実技4科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の成績が加算され、内申点としては2倍の重みがあります。主要5科に加えて、これらの科目でも得点を取っていく必要があります。
ena高幡不動の「出題ルーツトレース」
ena高幡不動では、夏期講習前から「出題ルーツトレース」(旧称:出題元調査)を継続しています。これは、テストで間違えた問題がどこから出題されたのかを生徒自身が調べ、その記録を教師が点検する取り組みです。
- 教科書に載っていたのか
- 授業ノートに書いてあったのか
- 配布ワーク・プリントか
- 先生の口頭説明か
出題の「ルーツ」を知ることで、次回の勉強法が確定し、同じミスを繰り返さない学びに変わります。
実技4科対策も、今がスタートライン
期末試験では、実技4科の成績が内申点に大きく関わります。各科目で日々の積み重ねが評価に直結するため、今から対策を始めることが大切です。
- 音楽:授業での歌唱や楽器、授業ノートや小テスト
- 美術:作品の完成度、制作過程、用語理解
- 保健体育:運動の技能評価に加えて、筆記対策も必要
- 技術家庭:レポートや作品提出の期限遵守、作図などの完成度
提出物や授業態度が評価される科目では、「何を見せるべきか」を明確にしながら準備していくことが求められます。
ご家庭でできるサポートとは
出題ルーツトレースは、教師が一人ひとりの記録を確認し、次の学習に向けたアドバイスを行う体制です。
ご家庭でも、答案と教科書やノートを一緒に見比べていただき、「この問題はどこから出たのかな?」と声をかけていただけると、お子様の気づきが深まります。
ミスを責めるのではなく、「次にどうすれば取れるか」という視点で一緒にふり返っていただけると幸いです。
中間試験は通過点。ここからが本番です。
中間試験が終わった今こそ、次の目標に向かって動き出す時期です。
出題ルーツトレースを活用して、今のつまずきを「次に取れる問題」へと変えていきましょう。
ena高幡不動では、全員が期末試験で成果を出せるよう、一人ひとりの記録と努力に寄り添いながら指導を続けてまいります。
校舎情報(ena高幡不動)