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ena高幡不動

小中学部

月曜夜、自習室にて

投稿日: 2025.06.3 4:59 pm

小6生の後ろ姿が伝えるもの

こんにちは、ena高幡不動の柿澤です。毎年、月曜日の授業が終わった19時20分以降の自習室には、独特の静けさと熱気が広がります。特に小6生が自習に残る姿は、小5生たちにとって良い刺激となり、「自分も残って勉強してみようかな」と思う生徒が少しずつ増えていきます。

「静かな自習室の様子」


伝統になりつつある“連鎖”

昨年度も、ある小5男子が小6生の後ろ姿を見て自然に自習を始めました。上級生の姿が下級生に波及し、こうした前向きな連鎖がena高幡不動では毎年続いています。


今年も新たな芽が

今年度は本日、ある小5女子が「授業後に自習してもいいですか?」と教師に聞きに来てくれました。もちろん「いいよ」と伝えると、彼女は5月の学力判定テストで学習した算数「食塩水の濃度」の問題に取り組み始めました。


透明なものの感覚

食塩水の問題は、透明な水と透明な食塩水が見た目で区別できないため、直感的につかみにくい分野です。人間は空気や水のような“目に見えないもの”や“透明なもの”に対して意識が向きにくいものです(そのために、この単元は特に難しく感じることがあります)。


一番大切なポイント

彼女には、この分野で何より大切な「食塩水(g)分の食塩(g)」、つまり
「食塩水の重さに対する食塩の重さの割合が“濃さ”であること」
だけを伝えました。

さすが柔らか脳の彼女。説明するとすぐにやり方を思い出し、見事に正解を導き出していました。


まとめ ~良い連鎖が生まれる場所~

小6生の背中を見て育つ小5生。こうした「良い連鎖」がena高幡不動の自習室には息づいています。

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