こんにちは、ena八王子みなみ野の関口です。

あっという間に気温が下がり、体調を崩す人が増えています。気をつけましょう！

本日の小6国語では、入試に向けた演習で、論説文の読解を行いました。心理学者、霊長類学者である、スー・サルベージ・ランボーの研究における、ボノボとのコミュニケーションのお話です。

私たちが喋る言葉は、私たち人間だけのものだと思うのが当たり前の感覚といえます。しかし、生物進化の枝分かれで、ヒトと近縁の動物は、人の言葉を理解するだけでなく、心的システムまでもが人の心に近いと筆者は言うのです。

人の言葉を理解したボノボの「カンジ」は、世界的な注目を浴び、その言語能力の高さによって人々に衝撃を与えてきました。カンジは日常生活においてゲームで遊んだり、電話をかけることさえできるまでに、高い言語的能力を発揮します。

しかし、実のところ、彼がそのように活躍したのは天才だったからではなかったのです。あるきっかけがもととなって、カンジの言語能力は飛躍的な上昇を見せました。カンジだけが天才だったのではなく、ある動機がたまたまカンジに生じただけ、カンジ以外のボノボも、潜在能力として眠っていたにすぎないのです。

私たちの潜在能力も同じように、動機をきっかけに現れてくるものです。目標を定め、全力で挑みましょう！！そして体調に気を付けましょう！！

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