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過去問特訓が令和4年度に入りました【東向島通信＃420】

投稿日: 2025.10.27 7:31 pm

ブログをご覧の皆さん、ena東向島の藁谷です。

今週から、私が担当している過去問特訓の年度が令和4年に入りました！全都立中の過去問を解いていっているため令和3年度を終わらせるのも結構な期間を必要とします。しかし、それ以上に学びが多く得られます。全都立中を問いていく中でどの学校にもある問題の共通点が分かってきます。逆に、他の学校にはない志望校の出題傾向や出題形式の特徴なども分かってきます！

ここ最近解説授業の時に何度も何度も言っていることが2つあります。

まず1つ目は、「理解・納得しながら読む」です。

とにかく問題文がややこしい適性検査…。会話文や問題文のちょっとした違和感を無視して読んでいくと最終的に何をやればよいのか分からなくなります。そうなる前に少しでも違和感のある箇所は一度止まって理解納得します。少しずつ少しずつ問題文を解読していき、最終的に問いに挑んでいきます。そのような基本的な立ち向かい方を徹底的に定着してもらっています。

そして2つ目は、「定性的ではなく定量的な調査をする」です。

理科の分野では、人によって感じ方が異なるような定性的な調査ではなく、誰が見ても解釈が一致するような定量的調査を意識することも徹底的に教えています。実験方法を自分で考えて書く問題などに有効的です。今週の適性検査Ⅲの過去問特訓は令和4年度の武蔵を解きましたが、まさに定性的・定量的がテーマの大問となっていました。これには生徒たちも驚いていた様子で、いかに過去問特訓の解説授業で学ぶことが大切かを実感してくれました！

とにかく自分の中で型を増やしていく期間です。たくさんの問題に直面し、解けない経験を積むことで、「絶対に次は学んだことを使ってやろう！」という強い気持ちを持つことが今後の点数に反映していくはずです。