こんにちは、ena荻窪 大藤です。

本日（７/１６）は、７月学力判定テスト前の最後の英語の授業でした。

今回の主な出題範囲は

★命令文/あいさつ　★ can の文　★ 一般動詞（３人称・単数）

ですが、既習範囲を含む「１学期総まとめテスト」の位置づけになります。

そこで、授業では２０題の英作文で総復習を行いました。

既習単元のポイントを網羅した英作文です。完璧に書けるようにし、この英文を念頭に学判の問題に取り組んで下さい

 

〈英語を理解するためのQ＆A〉

Question

「 ” busy ” は動詞じゃないの？」

これは今日の授業で出てきたある生徒の呟きです。今回はこの呟きに関わるテーマを取り上げます。これは学年を問わず英語を指導していてとみに気

になっている点でもあります。中１の皆さんには少し難しいテーマですがお付き合いください。

Answer

その問題点は、「単語を覚えるときに“品詞”が全く意識されていない」ということです。今日の英作文でも取り上げましたが、「私の母は料理が

とても上手です。」は、① My mother cooks very well.   　② My mother is a very good cook.の２通りで表現することができます。①のcookは

３単元のsがついていることから“動詞”、②のcookは不定冠詞のaが前にあることから“名詞”と判断しなければなりません。“ cook ”という同じ単語でも

品詞の違いによって英文の構造が違ってきます。品詞が識別できないと辞書を正確に引くこともできないのです。

中３の英単語テストでも同じようなことがありました。。“ dangerous ”の意味を書く問題があり、「危険」と解答している生徒がいました。勿論、誤りで

す。「危険」は名詞“ danger ” の意味です。“ dangerous ” は形容詞なので「危険な」と解答しなければなりません。この間違いを「惜しい」で

片づけてはいけません。

もう一つ“ visit ”という単語に関わる例を挙げます。

★ This is my first visit to Kyoto.　（私が京都を訪れるのはこれが初めてです。）

“ visit ” は「～（場所）を訪れる/～（人）を訪ねる」という意味の他動詞として覚えていますが、この英文で使われている“ visit ” は名詞です。この認

識がないと、I visited to Kyoto for the first time. という間違いをしてしまうのです。（動詞のvisitには前置詞toは不要です。）

さて、今回は難しい内容になってしまいましたね。これからの授業では、中１の皆さんがごく普通に品詞を意識するように仕向けていきます。皆さんも単

語を覚えるにあたって少なくと「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」の４つは意識していきましょう。早速、夏期講習会の「課題」として取り

組み、徹底していきます。

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