皆さん、こんにちは、伊藤です。

スマホと勉強の関係について、今日・明日と連載していきます。

ぜひ、「スマホを使いすぎている、うちの子」にも見せてあげてください。

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①スマホと集中力（5/22）

「スマホ、机の隅に置いてるだけだから大丈夫！」

そう思っているそこの中学生諸君。それはダメなんです。

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実は、スマホが視野に入っているだけでも、私たちの集中力は低下するという研究結果があります。

【アメリカのテキサス大学の研究（Adrian F. Ward et al., 2017）】

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大学生を対象に

テストを受ける際のスマートフォンの置き場所を変えて

それぞれの集中力や認知能力を測定したのです。

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グループA: スマホをカバンの中に入れてもらう

グループB: スマホをポケットに入れてもらう

グループC: スマホを机の上に伏せて置いてもらう

 

結果は想像に難くないでしょう。

もちろん、スマホをカバンに入れたグループが最も高い集中力と認知能力を示しました。

机の上に置いていたCグループやポケットに入れていたBグループは、

カバンに入れていたAグループに比べて、

明らかに集中力が低下し、テストの成績も低い傾向が見られたのです。

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この研究から

スマホが手元にあるだけで、

私たちの意識は無意識のうちにスマホに惹きつけられ、

それが脳のリソースを消費してしまう

ということがわかります。

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つまり、「使ってないから大丈夫」ではなく

視界から遮断することが、集中力維持の第一歩です。

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enaの合宿では、スマホは初日に「回収」しますので視界には入りません。

その他余計なものも手元にはないので、「集中力維持」の環境が整っています。

校舎情報（ena大泉学園）