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保谷通信752 133は素数なのか ~頭をつかう~

投稿日: 2025.06.7 2:17 pm

ena保谷校長の肱黒です。

わが校一推し、理系も教える文系の齋藤先生が133は素数なのかと述べていましたね。
(詳しくは保谷通信751をご覧ください!)

まずは「素数」そのものを知らないといけないですね。素数は、「1とその数自身以外に約数を持たない、1より大きい自然数」のことです。例えば、2、3、4、5、11などが素数ですね。私はよく「約数が2個ある数」と教えてしまいます。

では133は素数なのか。判別方法としては1と133以外で割ることのできる数があるか試すのみです。(根気!!その割ることのできる数の見つけ方にも何通りかあります。

1.地道に割る(試行錯誤の力)

2で割る → 133は偶数ではないので、割れません。
3で割る → 各位の和を考えると3+3+3=7。7は3で割れないので、133も3で割れません。
5で割る → 一の位が0でも5でもないので、割れません。
7で割る → ここで「おや?」と思った人は素晴らしい! 133÷7=19。
で割ることができたので133は約数に7を持つことが分かりました。3個目の約数が見つかったので133は素数ではないですね。

2.頭をつかう!

133にある数を足すとキリの良い数字になりますよね。

続きを読む前にぜひ考えて見てください!

(先日小石川コースの日曜特訓に参加してきました。流石都立最難関を目指す子たちです。集中度が違いました。しかし、ena保谷の子たちも負けないぐらい校舎で集中して勉強しています!)

ある数とは…そうです。7を足すと140になるんです。つまり133=140-7です。140は7の倍数なので133は7の倍数から7を引いた数になります。ということは133は7の倍数になりますよね。133は約数に7をもつから素数ではないですね。

わり算をするにせよただ割るのではなく工夫をするのです。本番で工夫をするためには日頃からどんな工夫をできるか考える習慣が必要です。計算テストの解説を行う際にも計算方法を確認するだけではなく、どんな工夫ができるかまで毎回指導しています。そして一番大事なことは実践です。計算の工夫を見るだけではできません。日々の学習という計算ドリルを行わせ途中式を確認し工夫を実践しているかチェックしています
計算の1つ1つに頭を使うことで入試に必要になる思考力の基礎を鍛えていきます!

 

肱黒


 

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詳しくは、校舎ブログ「保谷通信739」をご覧ください!

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