みなさんこんにちは。

ena東陽町の秋山です。

 

先週末はふしぎ教室でした。

今回は「電気の力で絵をかこう」です。

皆さんは、花の色水で遊んだことはあるでしょうか？

 

花の色水は、酸性・アルカリ性の水溶液を混ぜることで色が赤くなったり青くなったりします。

そうした「指示薬」としての色水の性質と、

電気を通すことによる液性の変化を組み合わせて、

絵をかくといったこともできるのです。

参加した生徒は、思い思いの絵を、試行錯誤しながらそれぞれかいてくれました。

 

純粋に絵をかくだけでも楽しい実験でしたが、

楽しいだけで終わらないのがふしぎ教室です。

 

なぜそうなるのか。

ただ色が変わったというだけでなく、プラス極マイナス極で色が違うのか。

今回このような条件でやってみたが、たとえば指示薬を変えてみるとどうなるか。

 

そうしたことを考えさせて記述する時間もしっかり作ります。

こうした思考力・論述力は、そのまま適性検査に直結するものです。

 

ちなみに、適性検査の理系分野では、

小石川に代表されるように

 

「〇〇であることを証明するための実験を考えて書きなさい」

 

という問題が頻出です。

普段からこうした実験の機会を実際に持っているのと持っていないのとでは、非常に大きな差が出てきます。

スポイトを実際に扱って細かい作業をした経験の有無だけでも、実験に対する解像度が段違いです。

まずは、興味のあるものだけでお申し込みになってもいいでしょう。

その次は、そこまででないものにも申し込んでみましょう。

自分の今まで想定しなかったものに出会えるでしょう。

ふしぎに対してぶつかっていく経験は、多ければ多いほど良いのです。

 

2025年度ふしぎ教室の一覧、お申し込みはこちらからとなります。

校舎情報（ena東陽町）