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ena塩浜

小中学部

6.2 日刊ena塩浜 -体験-

投稿日: 2025.06.2 9:46 pm

こんにちは、天気が悪いと頭痛になりがちなena塩浜の青木です。

 

6月2日、月曜日。

本日の後ゴマは中2、中3ですが、池田先生が中1の子たちも呼び出して、復習の仕方を中心とした補習を展開しています。

正しい復習の仕方を指導して、それをさせた上で、再テストでできるようになっていることを体験させる。

テスト勉強の中2、中3ももちろんですが、中1も含めて、どの子も真剣に取り組んでいます。

 

 

 

木場駅からena塩浜へ歩いていく道には、大体どの道にも整備された植木が植えられています。

並木道状になっているところもあれば、腰丈、膝丈くらいのボックスツリーのように植えられているところもあります。

そんな中に、下草が伸びてきてしまって、ボックスツリーを突き抜けて頭を出しているものたちがあって、

その中の一つが、ジャガイモの葉っぱに似ていました。

さすがに、そんなところにうっかりジャガイモの種子や種芋が入り込むとは思えないので、

同じナス科の何かの植物かな、とは思いますが、

毎日その脇を通るたび、その正体が気になっています。

 

子どもたちに理科や社会で、野草なり野菜なりを教えるときに、

あまり能動的にインプットした記憶がないそれらが、元々自分の頭の中にあったことに驚かされたことがありますが、

自分の子ども時代には、

ここよりもずっと田舎で道端にはそれこそ幾種もの野草が蔓延り、

母親の実家が農家で、自宅にも小さいなりに家庭菜園があったことを考えれば、

日常的に触れることのインプットさせる強さを体感する良い例だったのかもしれません。

 

翻ると、触れていない中で、ただ教科書上の知識として草花やら昆虫やらをインプットしていくことが、

どれほど難しいことであるか。

そういえば、私は小3のころ、小学校の図書館の本の貸し出しが解禁されてから(たしか小1小2は禁止だったはず)、

しばらくは友達の影響で図鑑ばかり借りてくる子供でした。

恐竜だったり、魚だったり、鳥だったり、

かといって、そういうものを見るのが特に好きな子供だったかというと、そんなこともなくて、

それこそただただ友達の真似をしていただけで、

だから、そうして見ていたあれこれの大半は、知識とならず、とっくの昔に私の頭から消え失せています。

目に触れ、手に触れること、実物に触れることと、それ以外の方法との一線を画すものを感じます。

私の出身地と比べて、自然に触れることが難しいこの辺りの子どもたちには、

恐らく私が想像できるよりも、理科や社会は難しいものなのだろうと思います。

 

少し前までの学部付けだったときに、あれこれ頭を悩ませ、自然体験合宿をそれまでとは色々と中身を変更しましたが、

スケジュール的に可能であれば、ぜひ多くの子たちには、参加してみてもらいたいと思います。

体験することの価値は、子どもたちにとってはきっと本を読むことよりも大きなもののはずです。

 

◇今日の一問:醗酵する、とは何か。

ena塩浜 青木

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