「会うは別れのはじめ也　さよならだけが人生さ」

と「会者定離」（えしゃじょうり）をこう訳したのは、文豪：井伏鱒二だとか。

 

都立中学入試の発表がありました。

 

e na瑞江校より、

両国５名　九段中２名の合格者が出ました。

 

おめでとうございます。

 

毎年のことですが、うれしくもあり、悔しい気持ちも

強く感じる合格発表でした。

全員合格を目指しつつ、そんな経験はありません。

 

月並みながら次に向けて頑張りましょうと

小学５年生や中学３年生にこうした言葉を添えています。

 

２月・３月は「別れ」と「始まり」の時期となります。

合格した人も、残念だった人も、次へのステップに力を蓄えましょう。

 

私立中学が全滅だったので、都立の発表までずっと勉強しに来ていた

生徒が、今日も来てくれていました。

彼に「春の桜」が届いたのは、今年一番の驚きと喜びでした。

 

また成績が一番だった生徒が、私立に落とされ、一切弱みを見せなかったのも

とても印象的でした。そんな彼女に「春が来た」のは、一番ぐっと来ました。

 

落ちてしまったと思っていたら、補欠の繰り上げで合格連絡をもらった時も、

本当にうれしかったです。

 

喜びは一瞬です。苦しい時や悔しい時の方が多いですが、

頑張ってまたまたやっていきましょう。

校舎情報（ena瑞江）