お世話になっております。ena六町の太刀川です。

ブログを担当させていただくのは初めてですが、

お見知りおきくださいますと幸いです。

 

さて、先週から小学4年生の国語では作文が始まりました。

実は小4生、塾で本格的に作文を書くのは初めて。

先週の題材は難しく、苦戦しながらも頑張る様子が見られました。

 

今週のお題は「人間以外のものになりきって自己紹介」という自由度の高いもの。

これには生徒の皆さんも俄然やる気を見せ、

授業時間内に2つ、3つと作文を完成させた人もいました。

もちろん、文法の誤りなど細かいミスはまだまだありますが、

1つの作文を書ききるという経験は作文への抵抗感を幾分か減らしたことと思います。

 

私は、作文において大切なことは「書ききること」と「楽しむこと」だと考えます。

まず、とにかく書ききることです。

これは、テストでは文章が完成していないと減点されてしまうという理由もあるのですが、

何より、頑張って完成まで漕ぎつけたという達成感を覚えていただきたいからです。

それを繰り返すうち、作文への苦手意識が減っていきます。

 

そして楽しむこと。これはもちろん、ふざけて書くというのではなく、

何を書こうかとうんうん思考を巡らせる過程を楽しんでいただきたいということです。

ありふれた引用かもしれませんが、孔子の有名な言葉があります。

「これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」

つまり、ある物事をただ知っているだけの人はそれを好きな人に及ばず、

ある物事を好きな人はそれを楽しむ人に及ばないということです。

作文だけでなく、学習全体に言えることかもしれません。

 

この文章も、実はかなり悩みながら書きましたが、それが楽しくもありました。

作文が苦手という生徒の皆さんも、「書かなきゃ」ではなく

「どんな風に書こう？」と思いながら書いてみてください。

そして、読む側の私も、一人一人の個性が色濃く表れた文章を楽しく読ませていただきます。

みんなで一緒に作文を楽しんでいきましょう！

 

 

ena六町　太刀川

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