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ena江古田

小中学部

変わる都立高入試

投稿日: 2026.10.9 9:57 pm

こんにちは!

明日からプロ野球のCSが始まります。

ライオンズの2位からの下剋上に期待しています。

 

さて、今回は、都立高校を目指す中学生・保護者の皆様に、

ぜひ知っておいていただきたい入試制度の変更についてお伝えします。

2027年度(令和9年度)の都立高校入試から、

都立武蔵野北高校と都立北園高校の一般入試で、

合否判定の方法が変更されます。

今回の変更のポイントは、これまで以上に

「当日の学力検査の得点」が、

合否を左右する可能性があるということです。

それでは、具体的にどのような変更なのか、

受験生はどのように対策すればよいのかを見ていきましょう。

 

何が変わる? 合否判定の新しい仕組み

 

都立高校の一般入試では、これまで原則として、

当日の学力検査の得点と調査書点を組み合わせて、

総合得点を算出し、合否を判定していました。

2027年度入試から、武蔵野北高校と北園高校では、

次の2通りの方法で得点を算出し、

受検生ごとに高い方の得点を合否判定に使用する方式が導入されます。

 

第一次募集の場合

  • 従来の方式:学力検査7:調査書3
  • 新たに加わる方式:学力検査10:調査書0

つまり、学力検査と調査書点の両方を使った場合と、

調査書点を使わず学力検査の得点だけで算出した場合を比較し、

有利な方で判定されるということです。

第二次募集についても同様の考え方が導入され、

学力検査6:調査書4の方式と、

学力検査10:調査書0の方式を比較します。

なお、今回の変更は、調査書点が廃止されるという意味ではありません。

従来の方式も残り、受検生ごとに有利な方式が採用されます。

 

内申点が低くても合格のチャンスが広がる?

 

今回の変更によって、特に注目したいのは、

内申点と当日の得点のバランスです。

例えば、定期テストでは高得点を取れるものの、

内申点が思うように伸びていない生徒がいたとします。

これまでは、当日の学力検査で高得点を取っても、

調査書点が低いことによって総合得点で不利になる場合がありました。

しかし、新方式では、当日の得点だけで算出した総合得点も比較対象になります。

そのため、当日の学力検査で十分な得点を取ることができれば、

内申点の影響を受けにくい形で合格を目指せる可能性があります。

一方で、内申点が高い生徒にとっても、

従来の方式で算出した得点が高ければ、そちらを利用できます。

つまり、内申点が高い生徒にも、低い生徒にも、

それぞれの強みを生かせる仕組みだといえるでしょう。

 

内申点対策は必要なくなる?

 

ここは、誤解してはいけないポイントです。

今回の変更を知って、

「これからは内申点を気にせず、当日の勉強だけを頑張ればよい」

と考えるのはおすすめできません。

理由は3つあります。

① 内申点を生かせる可能性は残っている

学力検査と調査書点を組み合わせた方式がなくなるわけではありません。

調査書点を含めた方が総合得点が高くなる生徒にとっては、

従来の方式が有利になります。

 

② 当日の学力検査で確実に得点するのは簡単ではない

入試本番では、緊張や問題との相性などによって、

実力を十分に発揮できないこともあります。

内申点という強みを持っておくことは、

受験戦略上、依然として重要です。

 

③ 定期テストの勉強は、入試対策にもつながる

定期テストに向けて基礎知識を身につけ、

苦手分野を克服することは、入試本番で得点する力にもつながります。

内申点対策と入試対策は、必ずしも別々のものではありません。

だからこそ、今の段階で内申点対策を投げ出すのではなく、

学校の勉強と入試に向けた実力養成を両立させることが大切です。

 

受験生は、これから何をすべきか?

 

武蔵野北高校・北園高校を志望する生徒は、

今回の変更を踏まえて、次の3点を意識していきましょう。

 

① 定期テストで得点し、内申点を確保する

まずは、目の前の定期テストに全力で取り組みましょう。

提出物や授業への取り組みも含め、

学校の成績を少しでも伸ばす努力を続けることが重要です。

 

② 5教科の入試対策を進める

都立高校の一般入試では、

国語・数学・英語・社会・理科の5教科が重要です。

苦手教科を放置せず、基礎問題の取りこぼしをなくし、

標準問題で確実に得点できる力を身につけましょう。

 

③ 模試の結果から、合格に必要な得点を考える

模試では、偏差値や合格判定だけでなく、

各教科の得点や苦手分野にも注目しましょう。

志望校に合格するためには、どの教科で何点を目指すのか、

どの分野を優先して勉強するのかを具体的に考える必要があります。

入試制度の変更を知ることは大切ですが、それ以上に大切なのは、

変更を踏まえて日々の学習を改善していくことです。

 

制度が変わっても、合格に必要な学力を身につけることが大切!

今回の変更によって、武蔵野北高校・北園高校を目指す受験生にとって、

当日の学力検査で高得点を取ることの重要性は、

これまで以上に意識したいポイントとなります。

ただし、新しい判定方法が導入されたからといって、

合格が簡単になるわけではありません。

最終的な合格ラインは、

その年度の問題の難易度や、

受検生の得点状況などによって変わります。

大切なのは、制度の変更に一喜一憂することなく、

必要な学力を着実に身につけることです。

都立高校入試に向けて、

今からできることを一つずつ積み重ねていきましょう。

私たちも、一人ひとりの学習状況や志望校に合わせて、

合格に向けた指導を行ってまいります。

武蔵野北高校・北園高校をはじめ、

都立高校への進学を目指す皆さん、一緒に頑張りましょう!

校舎情報(ena江古田)