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小中学部
何事も「慣れ」です。
投稿日: 2025.10.4 10:00 pm
みなさんこんにちは。
ena方南町の堀田です。
本日のテーマは証明です。
なぜかというと、先日行った中2の数学の授業において、あまりにもみなさんの顔が歪んでいたからです。
実際、証明はとても大事な単元であり、受験を左右するといっても過言ではありませんが、
そこまで難しい単元ではありません。
嘘じゃないです。先生はこれまでの人生で嘘ついたことはありません。たぶん。
難しい単元でないのにも関わらずなぜ難しく感じるのか?
それは「進行のパターン化」が完了していないからです。
普段から町中を転がって移動している私から言わせてもらえば、
なぜ「二足歩行」という高度な歩き方を何も意識せずにできるのか、が大きな疑問です。
ですが皆さんからしてみると、「なんで二足歩行もできないの?」と思いますよね。
実は「二足歩行」とはめちゃくちゃ難しい歩き方なんです。
右足を浮かせながらバランスを崩さずに前方へ接地し、上半身の体重移動を途切れさせることなく左足を浮かせ、右足一本でバランスをとりながら左足を前方に接地するんです。しかもほとんどの場合、自分の体重以外にも余計なおもりを持ったままこれを行いますよね。
こんなに難しいことを言っても、ようは「歩いてる」だけなんです。
じゃあなんでみなさんこんなに難しい「二足歩行」を何も意識することなく実行できるんでしょうか??
答えは簡単で、「普段からやっているから」なんです。自転車に乗るときのバランスのとり方、ご飯を食べるときのお箸の使い方、
細かく見ればとても難しい動作です。ですがみなさんは実行できますよね。
なんとなく話の流れが見えてきたでしょうか。
そうです。先生は初めて嘘をつきました。町中を転がって移動なんかしていませんね。
そこじゃないですね。失礼しました。
「普段からやっているからできる」のであれば、「普段からやればいい」のです。
具体的に言うと、流れを自分の中に定着させるのです。
歩くときに、右足を上げたから次は左足だ!と考える人はいませんね。
赤信号で止まるときに、「赤信号だから、車側は青信号で、つまり今通ったら車とぶつかるかもしれないから止まらなきゃ!」
といちいちすべて考える人もいませんね。
赤信号なら止まる。これを数学でもやればいいんです。
これは証明以外でも活用できますが、自分がやるべき順番を明確に決めておくと
問題の難易度はグッと下がります。
分数と小数の問題ならまずはすべて分数に直す。
複数の資料を読み取る問題ならまず設問を見て何が聞かれているかを確認する。
これらをいかに迅速に当たり前のようにできるか、が大事です。
話がそれましたね。部分点ごとに書くパターンを決めて、何も見ずともかけるようになるまで演習するんです。
それができれば証明なんかただの作業です。きっちり満点取りきりましょうね!
また、井藤校長主導のもと、2026年度団結旗を作成しました。
「迷えば、敗れる」常に見据える先は合格の一点です。
不死の心意気と回生の気概を持って頑張っていきましょう!
堀田
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