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小中学部
ena平和台本科1001
投稿日: 2025.10.1 7:01 pm
中3過去問演習
校長の布川(ぬのかわ)です。
最近、校舎の自習室はこれまで以上の熱気に包まれています。
黙々と過去問の冊子を広げ、シャープペンシルを走らせる中3生の姿。
ページをめくる音だけが響くあの空間には、心地よい緊張感が満ちています。
一人ひとりの真剣な横顔を見ていると、頼もしさを感じずにはいられません。
さて、本格的な過去問演習が始まり、思うように点数が伸びずに焦りを感じている人、
思った以上に解けて自信をつけ始めた人、様々だと思います。
「合格最低点に全然届かない…」
「時間が足りなくて最後まで解ききれない…」
そんな声が聞こえてきそうです。
でも、安心してください。
今の時期、点数に一喜一憂する必要は全くありません。
過去問演習で最も大切なのは、点数そのものではなく、その「中身」だからです。
過去問は「魔法の道具」ではない
よく「過去問をやれば受かる」と思っている人がいますが、それは少し違います。
過去問は、ただ解くだけでは学力は上がりません。
解いた後の「分析と復習」こそが、君たちの力を飛躍的に伸ばすのです。
◎なぜ間違えたのか?
時間が足りなかったのか、知識が不足していたのか、それともケアレスミスか。
原因を徹底的に探りましょう。「なぜ」を5回繰り返すと、本当の課題が見えてきます。
◎どうすれば解けたのか?
解説を読んで「なるほど」で終わらせてはいけません。
もう一度、自分の力で解けるようになるまで、何度も繰り返すこと。
人に説明できるレベルになって初めて「理解した」と言えます。
◎点数を記録し、分析する
大問ごとの得点、時間配分、ミスの傾向などを記録していく「過去問ノート」を作ることを強く勧めます。
それは、入試本番で戦うための、君だけの「戦略マニュアル」になります。
解きっぱなしは、宝の地図を眺めているだけと同じです。
地図を使い、実際に冒険に出て、お宝(=合格力)を手に入れるための行動、それが「分析と復習」なのです。
君たちは一人じゃない
不安になったり、心が折れそうになったりすることもあるでしょう。
それは、本気で頑張っている証拠です。
これまで積み上げてきた努力の時間は、絶対に君たちを裏切りません。
今の苦しさは、合格への階段を一段ずつ、確実に上っている証拠です。
もし、どうしても分からない問題があれば、いつでも質問に来てください。
戦略の立て方に迷ったら、すぐに相談してください。
ena平和台の先生たちは、全員が君たちの最強のサポーターです。
さあ、顔を上げて、もう一度目の前の過去問に向き合おう。
その一問一問が、未来につながっています。
布川
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布川
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