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All with me 209 ~学校の選び方で大事なこと(高校受験編)

投稿日: 2025.09.19 6:04 pm

こんにちは、伊藤です。

前回(All with me 208)に引き続き、今回は高校受験編です。

 

高校受験の仕組み、学校の選び方はこのようになります。

 

まずは、実力と内申点の乖離についてです。

「あいつ、テストはいい点なのに、内申はあんまりだよな」

というやつです。

 

日頃の勉強がテストの点に反映されているのか

テストの点が内申点に反映されているのか

 

ここがまず最初のポイントです。

しっかりと反映されているのはどういう生徒なのかというと

・定期試験勉強をしっかりとしている(学校のワークなど)

・授業態度が良い

・提出物をちゃんと出している

ということです。

 

ここができているかどうかで、下の図でいう「左側」か「右側」かが決まります。

 

このように、

内申点が取れているのか、いないのかで、「見ている世界」が変わります。

だから、「内申点をまずとろう」なるのです。いい世界を見て欲しいから・・・。

 

しかしながら、内申点がいくら上がったとて、変わることは「併願優遇校」の選択の幅です。

(都立高校の選択については後ほど・・・)

併願優遇制度を利用しての受験は、「自分の実力」と比較してやや低いところを選択することになります。

特に、内申点で伸び悩むと、「自分の実力」以下の学校しか選択できなくなります。

 

さて、そうなってくると、「第一志望と併願優遇校だけ」という受験をするのはどうなのか。

これは、第一志望に合格すれば良いですが、

万が一不合格だった場合「実力に合っていない学校」へ進学する可能性がでてくることになります。

だからこそ、「実力適正校」の受験が絶対に必要なのです。

さらに、自分の力を伸ばしてくれる「挑戦校」の受験もやはりすべきということになります。

都立高校を第一志望に設定した場合、私立高校で実力適正校を受けなければ、「もったいない」のです。

 

自校作成高や共通上位校であれば、MARCH附属やそこに準ずる学校が「実力適正校」となります。

(挑戦校が早慶などになるイメージです)

―――――――――――――――――

 

都立高校の受験をここに入れ込んでいくと、

「自分の内申」のゾーンが、現実的に受験する「都立高校」でもあります。

つまり、

こうです。

 

さて、中学生の皆さん。

「どっちの世界」を見て、高校受験をしたいですか。

そのために、まず何をすべきか・・・。

 

そして、自分のために

「実力適正校」「挑戦校」の学校も探してください。

 

「受験する学校の数が多いと大変だから・・・」はダメです。

高校3年間、どのような環境で勉強をするのかそれをちゃんと考えてください。

高校受験は、中学受験とちがい「中学生の皆さんの意志」が大切です。

 

しっかりと上を見て、勉強をしていきましょう。

 

だから定期試験勉強をしっかりする、中学生

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