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ena塩浜

小中学部

8.10 日刊ena塩浜 -ナツジュウハチ-

投稿日: 2025.08.10 8:22 pm

こんにちは、この夏に食べたおにぎりランキング1位は赤飯のena塩浜の青木です。

 

夏期講習、18日目。

このクールも早くも中日を迎えました。

校舎での講習は今日を終えるとあと二日。

終わらせ方を意識した授業を、今日の各クラスでも行っています。

 

 

 

夏期講習小5の社会は地理の産業分野と歴史。

他の教科や地理をやっているときには苦々しそうな顔で授業を受けている男の子が、

歴史になると目をキラキラさせながら聞いているのが面白いです。

私自身も、歴史の授業を聞いているのは楽しかったし、こちらの立場になってからも、最初は地理や公民より、歴史の方が楽しかったです。

 

歴史が好きな子は、お話が好きな子、

本当は正しく学んでいけば必ず国語も好きになります。

歴史に楽しさを見出せるのは、そこに人が見えるからです。

人が人として在る限り、方法論に当たる文化や科学技術に違いはあったとて、

少なくとも目的の部分、生きるための衣食住というものが存在することは変わりません。

それどころか、人が社会的生物である限り、現在の世の中に政府も都道府県も学校もクラスもあるのと同様に、

いつの時代も、むらにしろくににしろ朝廷にしろ幕府にしろ社会が形成されています。

同じ文脈の中にあるものだからそこにある人が見え、他の学びよりもリアリティを掴むのが容易であるのが、歴史という科目の楽しみやすいところです。

 

歴史と同じくらいの楽しさを、地理の指導に見出せるようになったのは、日本各地に結構な箇所に足を運んでから。

私自身が、そこかしこの実際の人を目の当たりにしてから、

地理をただの各地の特徴という知識でなく、

そこに在る人と結びつけた、社会として指導できるようになって、

歴史を教えることと同じものをそこに込められるようになりました。

 

より多く、より深くの人と関わり、

人そのものとして大きく成長していけるような子たちに成長していってほしいと思います。

人そのものに興味があって、人と在ることを望むような。

 

 

◇夏の第18問:盆地が、寒暖差が大きくなるのはなぜか。

ena塩浜 青木

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