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ena塩浜

小中学部

7.25 日刊ena塩浜 -ナツコ-

投稿日: 2025.07.25 8:18 pm

こんにちは、英語の指導はスパイラル方式でなく、単元ごとにきっちり仕上げたいタイプのena塩浜の青木です。

 

夏期講習、5日目。クール最終日です。

小1と小2は今日で夏期講習が終了です。

 

 

もう何年も何年も前、都立中がまだ今の数そろっていなかったころに、

当時作文の教科責任者だった私はenaの作文のテキストを書いたのですが、

問題も年々進化、あるいは変化をして変わっていくものなので、

その当時私が書いたもので、現行の教材の中に生き残っているものはもうほとんどありません。

その中でも数少ない、私が執筆した原稿の生き残りが小6作文の夏期テキストにはあって、

そのページを見ると、何だか古い友人に再会したときのような、ちょっと不思議な感情を覚えます。

 

他にも、当然、教材の中には更新されていく部分もあれば、

変わらず残り続ける良問もあったり、

あるいはいつまでも扱い続ける教材(過去問など)があったりします。

そういった教材を扱っていると、

予習中や授業中に、ふいに過去の授業の様子や、生徒のことがフラッシュバックされることがあります。

あのとき、あの生徒はこの問題でこんな解答をしていたな、という具合に。

特に特殊なロケーション、夏の合宿などにもなると、

どの合宿場のどの教室でどんな生徒がどんな解答をしていたのか、

だいたい何時ごろで、ちょうどそのとき天気雨が降っていて、

きつねの嫁入りという言葉を脱線して教えたな、とか、

そういったあれこれが、ぶわっと思い出されてきます。

 

塾教師を続ける限り、毎年毎年、夏には同じように夏期講習で、授業漬けの日々を送りますが、

ただのくりかえしではもちろんなく、

目の前の生徒たちも年度ごとにかわっていけば、

こちらが行う授業も、仮に同じ教材を使っていても少しずつ変わっていきます。

塾のカリキュラムはスパイラル方式で、なんてよく言いますが、

まさにスパイラルで、ループではなく、着実に変化も併せ持った繰り返しをしていく塾の世界の夏です。

 

◇夏の第5問:作文を書く際に、「反省文型」の体験が望ましくないのはなぜか。

ena塩浜 青木

 

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