塾としての本来業務とは何の関係もないこの数字こそ、創立50周年を迎えたenaに突然降りかかった試練への回答です。周年記念事業、パーティー等を全て中止し、職域接種に邁進しました。
教師は元より、講師、受付、アルバイトに至るまで、生徒の安全を守るべく、職域接種の先陣を切って希望者に対しての接種を始め、その輪を職員家族、保護者様にも広げこの数字になりました。
希望者のみの接種だったにも関わらず、2回目終了時点で、正職員の接種率は87.5%、時間講師等を含めた全職員の接種率は70.9%と集団免疫が確立した状況を創り上げました。当社の職域で接種していない職員の中には地域もしくは大学等で接種した職員も多数います。
正職員500名のenaにとって、日々の教育を守りつつ接種を進めることは簡単ではなく、保護者様、卒業生の協力を受け、多くの議論、激論を経て進めて参りました。enaを守ろうとする我々にとっては当然の結果です。
本来「塾」とはそうしたものでした。ただ勉強を教える場ではなく、生徒に降りかかる問題、家庭の問題を共に考え、悩み、問題解決を図る場、であったはずです。にもかかわらず近年塾は予備校化し、時間から時間までの授業切り売りの場に堕しました。我々enaは1972年の創立以来、いささかの自負を以て「塾」を貫いて来ました。そして今、試されたのです。
現在、接種は次のステージに向かっています。モデルナワクチンの対象年齢が12才以上に引き下げられるという発表を受け、ワクチン接種を希望する生徒への接種を行います。受験シーズン前にワクチン接種を希望する生徒が、1日でも早く接種し安心できるためにenaは取り組んでいます。
我々は50年前も、そしてこれからも「塾」です。
の職域接種
申請日
受理日
開始日
これまでの接種者累計 7567人(10月16日17時時点)
職域接種 これまでの流れ(10月16日時点)
- 2021年6月8日
- 職域接種受付開始、同日、代々木本部での職域接種会場の申請
- 6月10日
- 申請受理
- 6月18日
- ワクチン初回分到着、代々木本部での職域接種開始(職員対象)
- 6月22日
- 接種人数1,000人突破、希望する全職員への1回目接種完了
- 6月23日
- 職員家族への接種開始(~6月29日)
- 6月25日
- 接種人数2,000人突破
- 7月17日
- 2回目接種開始(職員、職員家族)(~7月23日)
- 7月19日
- 接種人数3,000人突破
- 7月22日
- 接種人数4,000人突破
- 7月24日・25日
- 保護者様への接種(1回目)実施
- 7月24日
- 接種人数5,000人突破
- 8月21日・22日
- 保護者様への接種(2回目)実施
- 8月21日
- 接種人数6,000人突破
- 9月18日
- 接種人数7,000人突破
- 10月16日
- 接種者累計7567人