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[ena個別国分寺] 2024年度 大学入学共通テスト分析

コメント数:0   投稿日:2024/01/19 21:04:57 

こんにちは、ena個別国分寺です。

1月13日(土)、14日(日)に2024年度大学入学共通テストが行われました。受験した皆さん、お疲れ様でした。

この時期らしい厳しい寒さですが、これから二次試験を受験する皆さん、体調には引き続き気をつけて下さいね。

さて、本日は2024年度大学入試共通テストについてお伝えします。

今回の共通テストの傾向

主要3科目(英・数・国)について、問題傾向を分析しました。

実際に受験した受験生の皆さん、これから受験される皆さん、参考にしてみてください!

【英語】

リスニング

昨年度同様、特に前半は落ち着いて解いていけば正解できる、「落とせない問題」が多くありました。後半の第4問以降では、スケジュール表を埋めたり講義の要点を聞き取ったりと、単に英語を聴く以外の作業が求められています。

リーディング

昨年度に比べて語数が約200語増え、正解を選ぶのに時間を要する問題が昨年度よりも多く出題されました。文章が長くなったうえに、精読を求められる問題があったので、全体としては難易度が高かったかと思います。必要な情報を効率的に読み取れることも大変重要ですが、読み取った内容をもとに考えたり、まとめ直したりすることが求められていました。今回の場合、ブログ記事を読み取ってそれに対するコメントを選択する問題や、アンケート結果をもとに改善案を完成させる問題などがありました。いずれも、英語を実際に活用することを意識して対策する必要があります。

【数学】

数学①(数Ⅰ・A)

昨年度と比べて、全体的に文章量(とくに会話文)が減少しました。しかし内容は依然として単なる計算や計量ではなく、高校数学までで身に付けた知識を応用する問題がほとんどでした。とりわけ、関数のグラフから面積の最大値・最小値を考えたり、箱ひげ図やヒストグラムからデータを分析したりと、二次的な情報を読み取って解答することが求められます。単に「最大値は○○である。」というように数値を示すだけでなく、それが他のデータと比較して大きいのか小さいのか、といった定性的な分析をすることが必要であるということです。日頃から、問題を解いた結果として得られた数式や数値の正誤だけでなく、その数値がもつ意味も感覚的に理解しているかが問われました。

 

数学②(数Ⅱ・B)

今年度は必答問題において、論理の流れを問う問題が多く出題されました。問題に正対して考えるとき、そもそもどのような前提のもとにその考え方をしているか、何が決まればその先が決まっていくか、という論理の流れです。また共通テストの出題形式が文章(途中式)の穴埋めであるがゆえに、設問の考え方のレールに乗って解き進めていく必要があります。普段から用語を正確に把握して、途中経過を言語化する機会を意識的に設けることが大切です。

また、今年度は数列の問題の後半で、見慣れない漸化式の考察が出題されました。こうした応用問題では、いかに数式を感覚的に理解しているかが問われます。今回は、性質を深く理解していれば計算せずとも解き進めることができ、差が付くところでした。

【国語】

今年度は、主に第1問(評論)で変化が見られました。昨年度までの共通テストでは文章が複数用意されていましたが、今年度は問題文が1つと「Sさんが書いたレポート」のみとなりました。また、古文も複数の古文を比較対照しながら読み進める形式ではなく、1つの古文に現代文での解説文が添えられている形式で、読みやすくなっていました。今回は、昨年・一昨年には出題されていなかった、本文中の語句の意味を答える問題が復活しました。これから受験する皆さんは、漢字や語句の意味などの基本的な知識もないがしろにせず、対策することが求められます。

万全な対策を!

共通テストだけに限らず、どんな試験も練習してきた問題と本番の問題が違うと焦ってしまうと思います。

「〇〇の問題は出ないからやらなくていい」など、対策を絞りすぎることはせず、

初見でも対応できる力を最低限身につけておきましょう!

 

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