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アンテナ

投稿日: 2024.11.30 11:53 am

こんにちは、ena秋川の桂です。

久々の更新となってしまい申し訳ございません。11月の終わり、定期テストも終了し仮内申が続々と発表されています。

↑作文の腕前がメキメキ上がっている小5。良くなったところをキープするのも努力が必要ですよ…!気を抜かず!

↑これ以上なく真剣な小6。授業後も質問ラッシュです。

 

いよいよ直前期、という所で小学生も中学生もナーバスになってしまいがちな時期ですが、目線は下げずにやるべきことを冷静に選択し続けることが重要です。

過去問をどんどん消化しましょう。ただ採点して結果を見て一喜一憂する道具にするのではなく、質問をしてフィードバックを貰いましょう。この時期はもう伸ばせないところではなく伸ばせるところに注力する時期です。

例えば都立高入試社会において、日本地理、世界地理の問題で選択肢(ア~エ)において地図の中で記号(A~D)が振られている都道府県(国)の説明がなされ、どの都道府県(国)の説明であるかを当てるような問題が頻出なのですが、そういった場合に説明におけるヒントは1つではありません。

例えば

・世界最大級のカルデラを持ち、現在も噴火活動が盛んな山がある

・い草の生産量が全国1位

・日本三大急流の一つである川が流れる

・トマトやスイカの生産が非常に盛ん

・近年ではハイテク産業が積極的に進出

こんな説明がなされていたら、どこの都道府県が分かりますか?

 

 

 

 

そこまで難しい設問ではないですね。正解は熊本県です。流れている日本三大急流は「球磨川(くまがわ)」ですね。

カルデラ⇒阿蘇山!(そうと決まっている訳でもないんですが笑)と条件反射で即答した方もいるかもしれませんが、重要なのは熊本県についての上記の要素を全て把握していましたか?という所です。

過去問をやってほしい、と常々伝えているのは一問から得られるのは「正解」「不正解」という判断基準だけではなく、たとえ正解だったとしても抜け落ちていた知識を回収できる機会が非常に多いからです。問題を解く際には脳ミソをフル回転させるわけですから、単に一問一答を眺めるときよりも知識がスッと入ります。

 

知らないことに対してのアンテナを立てること、ただ解くだけではなく、やるべきことをやり切りましょう。いざラストスパート!!!

 

 

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