昨日の夜は、大袈裟ではなく携帯が鳴り続けました。ほとんどの国立大学の合格発表日だったのです。元教え子とその保護者の方から結果の連絡が次々に入ってきました。中3の時に担当していて、ほとんど3年ぶりに話をする生徒も多かったのですが、忘れずに報告をしてくれるのはとても嬉しい限りです。わざわざ校舎まで報告に来てくれた生徒も何人かいます。当たり前ですが、みんな大人になったなぁというのが率直な感想です。今年の高3生は、中1の時から3年間教えた生徒が多かったのですが、自分の中では中1のあの子供っぽかった時のままのイメージのままだったりします。(今年の中3の卒業生は、小3・小4の頃からずっと教えていた生徒もいました。) こういう長いスパンで生徒の成長に向き合えるのは、塾の教師の仕事のだいご味だと思います。
東大をはじめ、難関大学に合格したという電話が多い中で、浪人決定の報もありました。電話の向こうで泣き崩れている生徒もいました。もう自分の手を離れてしまっていて、他の予備校に行っていたりすると、してあげられることはほとんどないのですが、それでももう少し何とか手を貸してあげられたのではないかと考えてしまいます。浪人決定の連絡をくれた生徒・保護者の方とは全員と面談をすることにしました。もちろんenaの高卒部に来てくれるのが一番いいのですが、来春の合格に向けて、「これで行けるぞ」という年間計画を一緒に立ててあげるところまではしようと思います。
今週から新年度の授業がスタートしました。入試(発表)が終わってからまだ間がありませんが、我々の意識は完全に次に向かい出しました。新中3の生徒たちも、さすがに学年が上がって、先輩たちの姿が塾からなくなったため、「いよいよ自分たちの番だ」という覚悟を決めたようです。1回目の志望校調査をかけましたが、やはりほとんどの生徒が都立自校作成校を志望しています。今年の受験生たちは本当によく頑張って良い結果もを出してくれましたが、来春は今年以上の成果(もちろん全員第一志望校合格です)を上げるべく、取り組んでいきたいと思います。
最難関クラスは、すでに実際の入試問題演習に入っています。先日中大附属高校の数学の過去問を授業中に時間を計って実施しましたが、何と!100点を取った生徒が出ました。90点台の生徒もいます。仕上がりが早いですね。中2の夏から入試レベルのことをやってきている効果が確実に出てきています。ただし、彼らの目標はさらに1つ・2つ上にあります。気を抜かせずに頑張らせていくことが、我々の使命です。
ある程度予測をしていましたが、ここまでの状況になるとは思ってもいませんでした。
何が起こっているかと言うと、今になって私立高校(難関高)の繰り上げ合格が相次いでいるのです。早慶高はもちろん、今年は何と!筑駒でこの時期に繰り上げ合格が出ました。(enaの生徒です) 明らかに都立に流れた生徒が多かったということですが、筑駒でいったい何人辞退者が出たのか興味があるところです。
私の担当していた生徒で、慶應第一志望の生徒が補欠待機になっていました。都立に合格した後、補欠の繰り上げ合格が来ましたが、本人は待たされすぎてすっかり熱が冷めてしまって、都立に進学を決めました。もし一発で受かっていたら慶應に進学したでしょうが… とにかく都立人気はここまで来ているということです。
ちなみに、都立国立高校100名合格が今年の我々の最大の目標でした。(もちろん受験者を全員合格させるつもりでやっています。)私は全校の都立国立コースの責任者を務めていたので、責任が重大でした。すでにホームページでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、現段階で99名合格! (まだ海外生等で連絡が取れていない生徒がいるので大台到達の可能性はあります。) 私の本科担当クラスからは14名が合格しました。他にこんなクラスは絶対にないですね。生徒たちは本当によく頑張りました。合格者の数ではなく、1人ひとりの生徒が頑張りきったことが、我々の誇りです。
もちろん、合格させてあげられなかった生徒もいるので、我々は手放しで喜んでいるわけではありません。どうしたら1人でも多くの生徒を合格させてあげられるのかということについて、もっともっと研鑚を積んでいかなくてはならないと考えています。
都立高校の合格発表が行われました。本日も生徒たちが大挙して来校し、嵐のような1日が過ぎていきました。やはりつらいのは、合格した生徒と不合格だった生徒が一緒に帰って来るケースです。えてして、明るく振舞っている生徒の方が不合格だったりします。受かった生徒の方が、友だちに気をつかっているんですね。逆に不合格だった生徒は、友だちに気をつかわせまいと明るく振る舞い… ちょっと涙が出そうな光景です。合格した生徒は放っておいて(教室にこもって合格体験記を書いてもらいます)、残念な結果だった生徒たちと話をします。教師たちは、ただなぐさめたりはしていませんでした。今まで頑張ってきたことへのねぎらい、本番で力を出しきれなかったことの分析と共に、次に向けて気持ちを切り替えさせることに終始していました。大学入試の目標をその場で語っていた生徒もいます。子どもたちの回復力は大したもので、塾に帰って来た時には泣いていた生徒が、帰る時には「大学入試では頑張る!」と強い決意を語って出ていきます。大事なことは、すぐに具体的な行動を取らせることです。本日、数学の宿題(もちろん高1の範囲です)を持って帰った生徒もいます。また、3年後頑張ってくれることでしょう。
進学重点校(自校作成校)はどこもさらに厳しい闘いとなりました。日比谷・西・国立・立川・八王子東・国分寺… 確実に昨年より難化しています。倍率が上がった高校が多かったことと、早慶・桐朋レベルの合格者の受験層が増えたことが要因です。(私が直接担当していた生徒で、筑駒・開成に受かったのに、国立高校に進学する生徒がいます。女子で早実に何人も合格したのに、ほとんどが都立に流れます。) 入試問題が難しくなったことも、そういう生徒たちに有利だったのでしょう。逆に言うと、そういうレベルの生徒でないと、安心して受けさせられなくなったとも言えます。早い段階から、的を絞った対策が絶対に必要なのです。
そういう意味では、新中1で都立難関高にどうしても行きたいという生徒が多く集まってきてくれているのは、とても良い傾向だと思ます。やはり都立中の不合格者が多いのですが、大変意識が高く、今から3年後が楽しみな生徒たちです。
enaの生徒たちは、本当によく頑張ってくれました。我々のお膝元で、人気の高い国立高校に100名の合格者を送り込むことを目標として取り組んできました。現在(夜10時です)確認ができたところであと数名のところまで迫っています。海外生を中心に、まだ合否の確認が取れていない生徒が一部います。微妙な攻防となりました。さあ、どうなるか? 結果は、明日以降のお楽しみということで。
こんなに落ち着かない週末は滅多にありません。いよいよ明日の朝、都立高校の合格発表です。さすがに緊張感が出てきました。他の仕事をしていても、つい明日のことを考えてしまっている自分に気づきます。
期末テストもほとんどの中学校で終了したため、本日は勉強をしに来る生徒もほとんどなく、静かな1日となりそうな予感がしていましたが、そうでもありませんでした。
落ち着かないのは、中3の受験生も同じ状況のようで、その生徒たちが入れ替わり立ち替わり顔を出します。何かそわそわしている生徒が多いのは止むを得ないでしょう。我々ですらそうなのですから。中には、志望校の過去問をコピーして、取り組んでいる生徒もいます。(入試が終わったのに何やってんだろう…)
また、3月より新年度の授業が開講となるため、そこから新たに勉強を始めようという方の来校(手続き・相談)がひっきりなしにありました。一時は順番待ちの列ができてしまう程でした。特徴としては、ほとんどの方がうちの生徒・あるいは保護者の方からのご紹介だということです。本当にありがたいことです。
木曜日から、来春の闘いに向けての新たな1年間がスタートします。正直、明日の結果が出そろわないことには気持ちを切り替えられないのですが、準備だけは粛々と進めています。
寂しい1日でした。昨日まで多くの受験生で校舎が溢れていたのが嘘のように、静かな時間が過ぎていきました。それこそ、年が明けてからは1日も休みもなく、受験生たちが必死に取り組んでいました。その生徒たちが今日は誰もいない… 毎年、一種の虚脱感を覚える日です。(そんな中でも、すでに次年度に向けた闘いは始まっているわけで、本日も新しい受験生たちとのバトルもありました。)
昨日は生徒たちが帰ってきてから答案の再現をさせて、それを教師が採点し、点数を集計しました。自分の校舎はもちろん、全校の生徒の点数が私の手元に集まりました。夜10時の段階では、ほぼ学校別のボーダー予測まで出すことができました。都立自校作成校については受験者が多いこともあり、かなり信憑性が高いデータだと思います。(無用の動揺を与えたくないため、ここではボーダー等については触れません。)
特に数学で、入試問題の傾向が変わってきています。ひと言で言うと、やや難化して私立型に近づいたということです。問題文が短くなって、パターン化できる問題が増えているように思います。指導要領の削除単元からの出題も目立ちます。解の公式(またはたすきがけの因数分解)が必要な2次方程式や、記数法(5進法)を知っていると圧倒的に有利な問題がその代表的な例です。理科では、やはり削除単元からの出題が3題ありました。(イオンの化学電池・月の満ち欠け等、予測の範囲内で、易しい問題でしたが…) 手前味噌ですが、いずれもenaの生徒たちには有利な要素でした。
国語や英語も、難しい問題が多いです。長文も長いですし、相変わらず記述で差がつくことは間違いありません。書けない生徒は苦しいです。あれだけ読み・書く分量が多いと、スピードがない生徒も苦しいですね。
結論としては、私立の早慶高レベルの対策をした方が有利だということと(実際早慶や桐朋のレベルに合格を持った上で、都立を受けに来ている生徒が年々増えてきています)、学校ごとに的を絞った対策(特に記述)に時間をかける必要があるということです。
生徒たちは、頑張りました。「これなら間違いなく合格!」という点数を取っている生徒が多いのですが、ボーダー付近の点数を取っている生徒も少なくありません。
合格発表まであと5日… とても長く感じます。
長い1年間の闘いも終わりを迎える時が来ました。2009年度の受験生指導も、本日ですべて終了したのです。明日いよいよ都立高校の最終決戦です。入試前日まで、休まずに鍛えるというのが我々の方針です。その約束は果たせたのではないかと思います。生徒たちは本当によく頑張りきりました。最後まで強気で立ち向かう姿勢を忘れずに取り組んでいました。
本日、最後の授業が終了した後、中3生を一堂に集めて入試壮行会を行いました。前から真剣な生徒たちの目を見ていて、ある種の感慨が胸に渦巻きました。ほとんどの生徒を中1・中2の頃から見てきました。入塾してばかりの時に、授業についていけなくて「もうやめる!」と家で暴れていた○○くん、毎月の学力判定テストの度に「数学ができない…」と言って泣いていた○○さん、初めて志望校の過去問をやった時に、まったく手がつかずにショックで寝込んでしまった○○さん、清里での合宿の夜、どうしても本気になれないと言って、泣きながら相談に来た○○くん、その一人ひとりの顔を見ていたら、今までの出来事が走馬灯のように頭をかけ巡りました。
今は、その生徒たちがとても凛々しい顔をしています。全員が戦士の目をしています。今までやりきったことに対しての、充実感を感じています。もちろん幾ばくかの不安はあるのでしょうが、それを感じさせないオーラが全体から出ています。「明日は行けるぞ!」という確信と共に、生徒たちの成長を肌で感じ、塾の教師をやっていて本当に良かったなぁ、ということを改めて思います。
生徒たちの頑張りはもちろん、校舎のスタッフにも感謝です。2月1日からはずっと早朝の入試応援が続き、その中で遅くまで授業・生徒対応をやりきりました。土曜日・日曜日も、休みなく朝から晩まで生徒たちに付き合っていました。授業終了後に出てくる話は、あの生徒がこうだった、この生徒が心配だというような話ばかりでした。体調を壊しながらも、「入試までは絶対に倒れるわけにはいかない」と言って、最後まで頑張りきった職員もいます。手前味噌ですが、生徒たちは本当に幸せだなぁということも強く感じました。
いよいよ、最後の晴れ舞台。精一杯力を出しきって欲しいと思います。我々も、朝、校門前激励に向かいます。生徒たちはやってくれるでしょう。本当に楽しみです。
昨日の小6都立中クラスの作文の授業で、インターネットに関するテーマを学習しました。便利さとその一方での危険性を認識させる授業だったのですが、その中のインターネットの機能・用途にはどういうものがあるかという問題で、ブログを挙げている生徒があまり多くありませんでした。しかも、私のこのブログの存在をしらない(当然見たことがない)生徒が多いことが判明し、ちょっとショックでした。当然、見ることを今週の宿題にしたことは言うまでもありません。(これを職権濫用と言う。決して食券乱用ではない。) 中には、「最近結構感動して読んでたよ」と言ってくれる「愛読者」もいたりするのですが…
本日、都立中入試報告会が開催されました。今年の都立中の入試を総括して、今後合格を勝ち取るために何をしていったらいいのかという指針を示すための講演会です。私が担当した国立会場だけでも約300名の方の来場があり、熱気に溢れた会となりました。先週からスタートしているのですが、他会場も含めるとすでに参加者が900名近くになっています。これだけ見ても、都立中への人気・期待が伝わるのではないかと思います。我々の話はもちろんですが(ってちょっと手前味噌)、特に合格者の体験談がためになったという生徒・保護者の方が多いですね。今日登壇してくれた2人(立川国際と武蔵)もとてもいい話をしてくれました。今までの苦しかった体験や、具体的な勉強法の話は、我々が伝えるよりも説得力・リアリティがあったかもしれません。武蔵に進学する女子生徒が、体験談の中でお母さんに対する感謝の言葉を言おうとして、涙声になってしまう場面がありました。会場の皆さんにもその思いが伝わりました。すばらしかったと思います。狙ったとしてもなかなかああいう空気は作れません。
一方、その傍らで、中3生は3日後に迫った都立高校の入試に向けて、最後の追い込みに入っています。理科・社会の知識の最後のチェックが中心ですが、過去問を5科そろえて解いて点数を出している生徒も多いです。さすがに、この時期はその点数を確認するのがちょっとドキドキものです。ボーダーを超えた生徒には気を抜かせないで取り組ませること、足りなかった生徒には不足していることを確認させ穴埋めをさせること、この2点が重要です。毎年感じるのですが、この時期の生徒たちの集中力はすごいですね。1年間このモードで取り組んでくれたら、塾の教師は本当に楽なのに… とつい考えてしまいます。
入試前、最後の週末です。あと3日間で今年1年間の闘いがすべて終了します。まだまだできることはあります。やり残しだけは絶対にさせたくないですね。みんな、頑張れ!
本日、早慶附属高校や国立大附属高校の合格発表が続き、これで私立高校・国立高校の入試がほぼ終了しました。(明日慶應の合格発表は残されています。) 後は、都立高校の入試を残すのみとなりました。すでに私立高校に進学を決めている生徒、私立は満足できる結果を残して都立の勝負に行く生徒等、様々な生徒がいますが、一番苦しいのは、私立で思うような結果を出せず、本当の滑り止めしか受かっていない状況で都立勝負となる生徒たちです。都立高校は進学指導重点校にチャレンジする生徒が多いため、なかなか痺れる闘いとなります。正に背水の陣というところです。
都立高校の入試まで残りちょうど1週間。まだまだできることはたくさんあります。一番やらなくてはならないのが理科・社会の暗記詰め込みの部分ですが、3科目の方もまだここから最後の詰めを行わなければならない部分も残されています。
生徒たちは、中学校が終わるとすぐに塾に駆けつけて思い思いの勉強を始めています。毎日授業もありますが、過去問等、生徒個人個人でやらなくてはならないことが異なるため、授業以外の学習がとても重要になります。
やはり前述したように背水の陣を構えている生徒たちの必死さと集中力は、他の生徒たちと違う気がします。いずれにしても、あと1週間、できることを全部やりきらせた上で入試本番に行かせます。
話変わって、都立中の補欠繰り上がりが本日も出ています。立川国際中は、130名の一般定員のうち、本日で66名の合格となり、ついに過半数を突破することができました。これは本当にすごいことだと思います。生徒たちがよく頑張りました。きっと中学校に入ってから、毎日が同窓会みたいな雰囲気になってしまうのでしょうね。それがいいことなのか、悪いことなのかは分かりませんが…
昨日都立中の合格発表で、一旦不合格となり泣いていた生徒が、本日一転、弾けた笑顔で塾に顔を出してくれるという場面がありました。補欠の繰り上げ合格が出始めたのです。昨日落ち込んで家に帰ったら、郵便で補欠の繰り上げ候補者通知が来ていた生徒が何名かいました。補欠番号がついていて、欠員が出る度に、番号順に電話で繰り上げ合格の連絡が入るのです。本日、私の担当クラスだけで2名の繰り上げ合格が出ました。わずか24時間程前には(補欠通知のことをまだ認識していなかったこともあり)、悔しくて校舎で号泣していた生徒が、本日は嬉しくてしょうがないという感じで報告に来てくれるわけです。人生の中で、なかなかこんな経験はできません。とても貴重な経験ですね。一度悔しい思いを味わっているだけに、中学校入学後も、スッと合格してしまった生徒より頑張れるのではないかと思います。まだ、補欠待ちの生徒がかなりいます。明日も楽しみです。
高校入試の方も、本日も入試と合格発表がピークを迎えます。明日には、私立高校については、ほぼ大勢が判明してしまいます。正に正念場です。生徒はもちろん、保護者の方も、我々塾の教師にとっても、入試は体力勝負の側面があるということを強く実感します。